CLYW「メタルイエティ」【ピックアップアイテムFROM渋谷店#096】

こんにちは、リワインド渋谷店スタッフのアルです!

『ピックアップアイテムFROM渋谷店』

前回のマサミニ2に続いて、第96回はCLYWのメタルイエティです。

CLYWのメタルイエティは、少し不遇な開発経緯をたどってきたヨーヨーだ。2013年にメーカー直販等一部だけでリリースされた初代イエティは、ユウキ・スペンサー選手(2002年/2007年1A世界チャンピオン)が「これまで使ってきた中で最高のプラスチックヨーヨー」と言うほどの物だったが、ストリングが切れやすかったり生産が安定しないことから一般流通はなく、2016年にイエティ2.0としてようやく公式に発売された。そのイエティ2.0さえも耐久性の問題等で短命に終わり、ロングセラーとはならなかった。そして2018年、メタル版のイエティとしてカムバックし、現在に至る。

満を持してリリースされたメタルイエティは、UMA(未確認生物)のイエティのように大柄なヨーヨーで、直径約58.5mmという数値以上に大きく感じる。重量は66.7gあるが大きさに対して重たい感じはなく、むしろ軽いフィーリングなので、ストレスなく振り回せるのが特徴だ。同社のヨーヨーとしては比較的安価ながら性能も良く、ただプラスチック機種をメタル機種にしたのではなく、全体のバランスを考えながら設計されたことが分かる。

ハブ(ボディのフェイス側の中心部分)に貼ることのできるステッカーが付属しているが、これはプラスチックイエティの時からの名残りらしく、お手軽カスタマイズとして見た目の印象を変えることができる。その他、最近のCLYWではお馴染みとなったピンバッジが付いていたり、2018年リリースの初回ロットでは「当たり付き」という珍しい試みもあった。(当たりはパッドを剥がすと刻印が彫られていて、Akitaの限定版がゲットできるというもの)バリバリの競技向け機種ではなく、「気軽に振れる物を」という所から始まったイエティシリーズなので、CLYWの遊び心を感じられるヨーヨーとなっている。

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この記事を書いた人

1997年のハイパーヨーヨーブーム初期からヨーヨーを続け、幅広い交友関係を持つ。ヨーヨーコレクター。元チームヨーヨージャムメンバー。2003年世界大会3A部門準優勝。上野ヨーヨー練習会主催者。音楽と散歩が好きでのほほんとした性格だが、一人でふらっとどこへでも、神出鬼没に日本各地や海外にも出向く行動派。あだ名は「アル」もしくは「アルちゅん」。

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