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ヨーヨーファクトリー「シャッターJDS」【ピックアップアイテムFROM渋谷店#158】

こんにちは、リワインド渋谷店スタッフのアルです!

『ピックアップアイテムFROM渋谷店』

前回のイファルジェンスに続いて、第158回はYoYoFactoryのシャッターJDSです。

2013年発売のヨーヨーファクトリー「シャッター」を、8年の時を経て日本のSUS YOYOMECHENICSが再設計。そうして生まれた「シャッターJDS」は本家シャッターの形状やサイズ感を踏襲しながらも、使用感はまったくの別物に。シャッターという有名機種に手を加えるのは簡単なことではないが、今作はSUSの真骨頂とも言えるほどのリミックスワークとなっている。

JDS(ジャパンデザインスタジオ)と名前が付いたのは今回が初めてだが、JDS仕事としてはこれまでに「シャッターバイメタル」、「エッセンス」、「ウィル」などを手掛けている実績と反響があり、それらのノウハウがシャッターJDSにも反映されている。特に競技シーンでは強豪国として知られる日本において、競技向けにシフトした日本的な味付けが日本人プレイヤーに合うように思う。

一振りで違いを実感できるほど強靭なパワーを持ち、回転力の強さやスリープの伸びは他のモノメタルと比べても高い次元にあると言える。シャッターのイメージを覆すほどの大がかりな改変を行っているにも関わらず、どこかに「シャッターっぽさ」を残しているため、シャッターユーザーも、そうでない人にも、だまされたと思って使ってほしい一品だ。


ヨーヨーオフィサー「イファルジェンス」【ピックアップアイテムFROM渋谷店#157】

こんにちは、リワインド渋谷店スタッフのアルです!

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前回のセイバートリックに続いて、第157回はYOYOFFICERのイファルジェンスです。

ヨーヨーオフィサーは「デリュージョン」のリリースが記憶に新しいが、それに続く新作として登場した「イファルジェンス」は、あらゆるメタルヨーヨーの要素を盛り込んでいるようでもあり、そのどれとも似ていない形状・使い心地のヨーヨーである。同社の「ゼロット」がベースになっているため、見た目の方向性は近い。

新しさと懐かしさが融合した「新旧一体」なゼロットは、その独特なフィーリングに根強いファンが多く、再生産を待ち望む声もある。そんなゼロットのコンセプトをイファルジェンスにも受け継ぎ、大まかな形状も踏襲しているが、完成したイファルジェンスはゼロットとはまた違った表情を見せる。

ゼロットが気持ち良さに振ったヨーヨーだとするならば、イファルジェンスのほうはトリック対応度の高い安定性や回転力を兼ね備えた「新」の要素が盛り込まれている印象。しかしながら、ガチガチ競技向けといった物ではなく、気持ち良さを保ちつつなところがゼロット後継機たる部分であり、イファルジェンス独自の輝かしい個性となっている。


YJヨーヨー「セイバートリック」【ピックアップアイテムFROM渋谷店#156】

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前回のコードに続いて、第156回はYJヨーヨーのセイバートリックです。

第1期ハイパーヨーヨーブームは1990年代にヨーヨー界を激変させる流れを作り、その勢いは海外にも波及し、お隣の韓国にも大きな影響を及ぼした。現在韓国のヨーヨーシーンを牽引をするプレイヤーの中にもその世代は多く、YJヨーヨーのオーナーであるJongKi氏もその一人であり、彼のハイパーヨーヨー・THP愛から「セイバートリック」は生まれた。

ステルスレイダー/セイバーレイダーは、ヨーヨーの歴史を語る上で欠かせない機種ではあるが、YJヨーヨーのノウハウと「現代の物としてアップデートするなら?」という回答が合わさり、20年以上の時を経てリリースされた。ステルスレイダー/セイバーレイダーの上位互換ではなく、YJヨーヨーの再解釈による真新しいヨーヨーであることは付け加えておきたい。

そういった背景を知らなくとも楽しめるヨーヨーであることも大事なポイントだ。懐かしさを感じられる一方で、今ヨーヨーを始めた人や久しぶりに手に取った人が、自由な発想でヨーヨーを操り楽しむ。そんなシンプルだけどとても重要な要素を引き出してくれるヨーヨーである。また、YJの3D製作技術を総動員して製作し、これまでの3Dヨーヨーの中で最も優れた完成度を誇っているとメーカーが太鼓判を押しているだけあり、トータルバランスが非常に良い。ノスタルジックであり最新鋭であるセイバートリックをお試しあれ。


ヨーヨーパレス「コード」【ピックアップアイテムFROM渋谷店#155】

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前回のTP Ti センターロックアクセルに続いて、第155回はYOYOPALACEのコードです。

ヨーヨーパレスの第1作目として世に出た「コード」は、過小評価されているメタルヨーヨーのひとつではないかと思う。一振りすればその使いやすさを実感できると思うが、試しに触る機会というもの自体がなければ伝わりにくいのは仕方ない。ヨーヨーパレス自体の認知度がまだそこまで高くなく、気になっていても手を出さずにいるという人も多いだろう。

話は逸れるが、ヨーヨーパレスはスポンサードメンバーを少数精鋭で抱えている。アジアチャンピオンのアーマッド・カリスマ選手を筆頭に、足技でお馴染みのブラジルのリカルド・マーシャル選手、先日の2021JNでの活躍も記憶に新しい日本のアサハラツカサ選手、そしてロシア、ウクライナ、ベトナムなどにチームメンバーが在籍し、その顔ぶれを見るだけでも、注目されているブランドということがわかる。

話をコードに戻すと、コードはそういった注目を集めるきっかけにもなったヨーヨーであり、Sebbyことセバスチャン・ブロック選手やUNKNOWNとのコラボも実現している。価格も5,990円と安価で、クラウンやエッセンスと同価格帯だが、それらのヨーヨーに引けを取らない。むしろコードはコード独自のフィーリングを確立しているため、モノメタルヨーヨーの選択肢として、初メタルを選ぶ際も、何個目かのモノメタルを探している人にも刺さるだろう。


ターニングポイント「TP Ti センターロックアクセル」【ピックアップアイテムFROM渋谷店#154】

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前回のギャラクシーダイバー7075 v2に続いて、第154回はTurning PointのTP Ti センターロックアクセルです。

ターニングポイントが開発した「Ti センターロックアクセル」は、今までありそうで無かった革新的なプロダクトだ。ヨーヨーのアクセル(軸)は、ステンレスやチタンといった素材の違いがあり、一般的にはステンレス製がヨーヨーに標準装備されていることが多い。中心の計量化のためにチタン製の物に換装したりするが、このセンターロックアクセルは、そもそもの狙いが違っていて、ヨーヨーの重量配分の差を極限まで少なくすることにある。

ヨーヨーその物はめまぐるしく進化している近年、それでもアクセルは20年くらい同じ、いわゆる「イモネジ」のままだった。いくらヨーヨー本体の精度が高くても、軸の位置がズレていたらブレが出てしまうもの。そこに着目したTPオーナーの木村氏が、この「Ti センターロックアクセル」を生み出した。精度にこだわるTPならではの目の付け所、と言えるだろう。

使用感はユーザーによって、または使用するヨーヨーによって変わってくるとは思うが、ヨーヨーが見違えるほど変わる場合もある。特にバイメタルなどの回転力の強いヨーヨーや、幅広のヨーヨーに取り付けた際の効果は大きい。基本はTPのヨーヨー用ではあるが、サイズが合えば他社のヨーヨーにも対応するので、性能の底上げをしたいヨーヨー、微妙にブレてしまったヨーヨーなどに試してほしい。ヨーヨーが輝きを取り戻すかもしれない。


C3ヨーヨーデザイン「ギャラクシーダイバー7075 v2」【ピックアップアイテムFROM渋谷店#153】

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前回のフリーハンド ONE Tiに続いて、第153回はC3yoyodesignのギャラクシーダイバー7075 v2です。

C3ヨーヨーデザインの「ギャラクシーダイバー7075」がリデザインされて「ギャラクシーダイバー7075 v2」として登場した。よく知らない人からすれば、マイナーチェンジ?という感じだろう。しかし、愛用者にしてみれば大幅なアップデートと言えるほどフィーリング面での差は大きい。

前作はA7075(超々ジュラルミン)ボディに幅の広いステンレスリムを搭載し、重量は66.4gと、やや重ためだった。この重量感が好みの別れるところで、ベースとなっていた「ギャラクシーダイバー」が軽めだったこともあり、「7075も、もっと軽ければ…」という声も多かった。もちろん、この重量感が好きという人もいて、そこは好みの問題なのでどちらが良いという話ではない。

結果として、C3はユーザーの声をヒアリングし、軽めのバージョンを作ることになった。そうして生まれたのがこの「ギャラクシーダイバー7075 v2」で、かゆい所に手が届いたような、待望のリファイン機種となった。1Aはもちろん、5Aでの優位性は目を見張るものがある。幅広バイメタルの代表格として、自信を持ってオススメできるヨーヨーとなっている。


ダンカン「フリーハンド ONE Ti」【ピックアップアイテムFROM渋谷店#152】

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前回のフリーハンド ONE AL スモールベアリングに続いて、第152回はDUNCANのフリーハンド ONE Tiです。

先週紹介したダンカン「フリーハン One ALスモールベアリング」と同時発売となった「フリーハンド ONE Ti」は、その名の通り「フリーハンド ONE AL」のチタンバージョン。ダンカンがチタンのヨーヨーをリリースするのは意外にもこれが初めてで、長いダンカンの歴史の中でも記念碑的な物となる。ダンカン好き・フリハン好きとしては見逃すわけにはいかないプロダクトである。

個人的な所感としては、「フリハン好きならマスト!フリハン知らなくても存分に楽しめるヨーヨー」だった。ラウンドヨーヨーの代表格であるフリハンの最終進化系とも言える仕様で、ゆったりとプレイし、ヨーヨーその物のフィーリングを楽しむことによって良さを体感できると思う。味わい深いヨーヨー、いぶし銀なヨーヨー、使い込むほど魅力が増すヨーヨー…そんな感想。

重すぎず軽すぎずな程よい重量感、ラウンドならではの操作性、サイドキャップがあることによる中空感、チタンならではの剛性と安定感、それらのバランスが上手く嚙み合っていて、「フリハンだから」というのを抜きにしても非常に完成度の高いヨーヨーとなっている。決して安い買い物ではないが、アングラムのチタンモデルメタビティといった「戦える」チタンヨーヨーとはまた違った、「遊べる」チタンヨーヨーの最高級品のひとつだと言える。


ダンカン「フリーハンド ONE AL スモールベアリング」【ピックアップアイテムFROM渋谷店#151】

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前回のダカーポに続いて、第151回はDUNCANのフリーハンド ONE AL スモールベアリングです。

ダンカンからついにスモールベアリング(サイズAベアリング)版のフリーハンド One ALが発売された。フリーハンドオリジナルと呼ばれる初代フリーハンドが出てから20年、ついに「これぞメタル版フリーハンド」と呼ぶにふさわしいカタチでの登場となった。

サイズAベアリング版(左)とサイズCベアリング版(右)

フリーハンドというヨーヨーが伝説的なヨーヨーとして今でも根強いファンが多い。しかし、先述した通り20年前のヨーヨーである。Windows2000の頃のヨーヨーだ。なぜそれほどまでに人気があるかと言えば、当時トッププレイヤーがこぞって使っていたとか、ヨーヨーその物の進化もあるが、フリーハンドの登場によって2A全盛時代から1A全盛時代へと変遷するきっかけの一つであることも大きいと思う。

そういった「革命を起こしたヨーヨー」だからこそ語り継がれている訳だが、今回スモールベアリング版になり、そして引き戻し(完全な引き戻し仕様ではなく、少し戻りにくい引き戻し仕様)というのがオリジナルに近い所以で、そこに歓喜した人は多いだろう。クラシックな趣を感じられつつ2021年仕様になったフリーハンドを、ぜひ皆さんにも使ってほしい。


シーシスヨーヨー「ダカーポ」【ピックアップアイテムFROM渋谷店#150】

こんにちは、リワインド渋谷店スタッフのアルです!

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前回のMIID-Yに続いて、第150回はThesis Yoyosのダカーポです。

最近リワインドで取り扱いを開始したシーシスヨーヨーの「ダカーポ (Da Capo)」(2021年10月5日現在、アジアでは唯一の取扱店)。まずはシーシスヨーヨーというブランドを知らない人も多いと思うので簡単なブランドの紹介から。
シーシスヨーヨーは、アメリカ・カリフォルニア州発のヨーヨーブランドで、Shivum Berry氏がオーナーを務めている。プロダクトは全体的にミニマルなデザインに重きを置いていて、今作「ダカーポ」にもそういったテイストが受け継がれている。

シーシスヨーヨーが以前リリースした別のPOM製ヨーヨーをベースに、アルミ製のサイドキャップを取り付けたのがこの「ダカーポ」というヨーヨーで、メタルボディにプラスチックキャップではなく、その逆という構造は非常に珍しい。コアとなる部分は金属で出来ているので、金属の骨組み+キャップにPOMの大きなカウルが付いているという解釈もできる。

上記の作りによって「ダカーポ」は他のヨーヨーにはない独自のフィーリングを生み出している。メタル特有の芯の強さ・硬さを持ちながら、ストリングが当たるボディは全てPOMなので、タッチの感触はとてもやわらかい。硬さとやわらかさという相反する要素を同時に取り込み、両方の良いところを上手く調和させて絶妙なバランス感覚を生み出している。


ターニングポイント「MIID-Y」【ピックアップアイテムFROM渋谷店#149】

こんにちは、リワインド渋谷店スタッフのアルです!

『ピックアップアイテムFROM渋谷店』

前回のボレアリスに続いて、第149回はTurning PointのMIID-Yです。

2004-05年5A部門全国チャンピオン、石原弘康選手シグネチャーモデルであるターニングポイントの「MIID-Y(エムツーディーワイ)」は、「ターニングポイント2」(以下、TP2)がベースとなって開発されたワイド系のモノメタルヨーヨーだ。しかし、TP2とは全然違った表情を見せる別物のヨーヨーとなっている。

TP2をより強固にしたようなMIID-Yだが、強固と言っても「硬さ」ではなく、パワーだったり安定性だったり、スリープの伸びであったりと、「あと少しこうあってほしい」という伸びしろが追加されているような印象だ。TP2はTP2で軽快さが売りなのでどちらが良いという物ではないが、MIID-Yのほうが実戦向き・競技プレイヤー向きと言えるだろう。

今作はサイドキャップが取り付けられるようになっているのが大きな特徴のひとつである。付属のキャップを装着することで、見た目だけでなく使用感がガラッと変わる。重量アップだけでなく、中空ヨーヨーのようになることで独自の使用感を得られる。また、ヨーヨーとダイスがぶつかった時の音も緩和される。吸盤で簡単に取り外せるので、気軽に仕様が変えられるのはうれしいポイント。