こんにちは、リワインド渋谷店スタッフのアルです!
『ピックアップアイテムFROM渋谷店』
前回のゾディアックに続いて、第95回は戦国のマサミニ2です。
オンラインストアをしていると、商品ページで伝えられる情報には限界がある、と思う時がある。写真や文章等、極力伝えられるようにと思いながら商品ページを作成しているが、やはり実物を生で見たり触ったりするに越したことはない。
戦国のマサミニ2は、ミニサイズのバイメタルヨーヨーという特殊な位置にあるため、サイズ感も使用感も伝わりにくいのではないかと思う。実物を見た時、振った時の驚きは、他のどのヨーヨーより大きいだろう。
マサミニ2の基をたどると、政宗(マサムネ)というヨーヨーがあり、それを小さくしたのがマサミニ、そしてその後継機がマサミニ2(直径39mm)という流れになっている。
初代マサミニ(直径42㎜)の時点でかなり小さかったが、マサミニ2(直径39mm)はさらに一回り小型化しており、実用レベルの最小値といったところ。これより小さいとスローもバインドも困難になるギリギリのラインを攻めている。マサミニを持っている人でも、マサミニ2は全く違うヨーヨーだと感じ取ってもらえると思う。
そんなマサミニ2だが、使ってみるとなかなか面白い。小さいヨーヨーは数あれど、バイメタルというのが特筆すべき点で、予想以上によく回る。小さいヨーヨー特有のふわつきを極力抑え、地に足ついた堅実な作りをしている。ただの「ネタヨーヨー」ではなく、ちゃんとした「高性能なヨーヨー」だということがわかるはずだ。もちろん、最初のうちは扱いに慣れなくて違和感があると思う。しかし、しばらく使っていくうちに、違和感は未知なる世界への扉だと気付く。少し言い過ぎかもしれないが、普段と違う動き方やスピード感によって空間認識能力が高められるような感覚になってくる。
どれだけ長くヨーヨーをやっていても、マサミニ2のようなイレギュラーなヨーヨーを避けて通ってくると、使った時にヨーヨーの奥深さを再認識させられる。