リワインドの11年を振り返る

こんばんは。リワインドのアルこと荒牧です。

ヨーヨーストアリワインドは、2010年にオンライン通販のヨーヨー専門店として誕生し、本日2021年3月3日で11周年を迎えました。

先日の酔う酔うナイトで渋谷店5周年特集をやって渋谷店の5年間を振り返ったんですが、せっかくなのでリワインドの誕生から今に至るまでの11年を振り返ってみようかなと思い、ざっくりと出来事をまとめてみました。

リワインドってこんな事してきたんだ!っていうのを知ってもらえたらうれしいです。
登場人物は、あえて僕が普段呼んでいる呼び名にしています。
11年+少し前までさかのぼって、2009年から話は始まります。

※かなり長いです


2009年

弊社代表の三居弘典(以下、ミイくん)がアメリカでの留学生活を終えるのを機に、日本に帰国してヨーヨーのウェブショップを始めることを決意。
初めに僕が国際電話でミイくんからその事を聞かされ、一緒にやろうと誘われ、二つ返事でやることを伝える。
同時に、「城戸慎也(以下、慎也)と野間さんにも声をかけて4人でやりたいと思う」と言われ、ミイくんが日本に一時帰国した際に名古屋の喫茶店で僕とミイくんで野間さんを口説く。後日、一緒にやることをOKしてくれた。
慎也も同じくして誘い、後日快諾してくれた。

※野間さんはヨーヨーカンパニーの副社長。基本的には表に出ないのでリワインドをよく利用する人でも知っている人は少ないと思う。(メール対応等で知ってる方はいるかも?)
ミイくんの学生時代の同級生なので社内で唯一ヨーヨープレイヤーではなく、縁の下で支えてくれる頼もしい存在である。

当時僕は東京の実家に住んでいたが、ミイくんと野間さんは愛知、慎也は三重出身ということと、ミイくんの実家にあるオカダヤ(ミイくんの親戚がやっているお惣菜屋さん)の2階が開いているからそこをオフィスにすることとなり、僕は愛知に引っ越すことに。
こうして、愛知県岩倉市にオフィスを構えることが決まり、翌2010年1月3日に4人はそこに集うこととなる。

 

2010年

・会社を設立するにあたり、いろんなことを決めていく。会社名は「株式会社ヨーヨーカンパニー」、お店の名前は「リワインド」と名付ける。
・僕と慎也は新居が見つかるまでオフィスの隣の部屋を間借りして2人で居候することになる。勤怠時間を10時~19時にしようと決めたのに、通勤時間1秒なため油断しすぎて、2人とも起きるのが10時だったりしてよく怒られた(笑)
・会社登記に向けて、4人それぞれが分担して作業を進めていく。オフィスの大掃除に始まり、本格的にお店を始めるための準備やら何やら。
・2010年1月12日設立、株式会社ヨーヨーカンパニーとして登記。晴れて会社設立となる。リワインドのオープンは3月3日に設定。
・この頃、バンダイによる第3期ハイパーヨーヨーが始動。次世代ワールドホビーフェアでは各会場でヨーヨーファクトリーの「ハイパーコメット」が来場者に配られた。その数なんと計20万個。
ハイパーヨーヨーブームが始まる前夜の雰囲気を目の当たりにしながら、ヨーヨーカンパニーの船出に心躍らせつつ、とにかくこの時はリワインドオープンに向けて目の前の作業を淡々とこなしていく日々を過ごす。
・2月13日、ハイパーヨーヨー発売。第3期ハイパーヨーヨーは「ダンカン」「ヨメガ」「ヨーヨーファクトリー」が主軸で、最初のラインナップは「モンスターシェル」と「ハイパーコメット」。
・この頃、岡崎けいたろう(ミイくんの留学時のルームメイト。岡崎薬局の人。)と日本語ペラペラなアメリカ人のデイビッド(ミイくんの友人で、リワインドのロゴを作ってくれたりした人)も手伝いにきてくれた。そして、出荷のためのパートさんを募集してスタッフが増える。
・2月25日、ヨーヨーストアリワインドがプレオープン。なのに、25~28日に開催されるアジア大会に参加するため、僕、ミイくん、慎也の3人はシンガポールに行く。野間さんとけいたろう、そしてまだ不慣れなパートさんを日本に残して行く暴挙(笑)
そして3月3日、ついに本オープンとなる。
・最初の注文は数件。しかし注文頂けるのがとにかく嬉しくて、僕と慎也で手書きのお礼メッセージを同封して発送していた。(これが今のパートさんにも受け継がれて続いている。)
ヨーヨーショップとしてするべき事は何か、通販サイトとして喜ばれる事は何か…そんな事をひとつずつ模索しながらリワインドというお店は始まっていった。
・4月には第1回いわくらヨーヨー練習会を開始。
・6月26日、オフィス内の一部屋を店舗スペースにし、「岩倉オフライン店」として、お客様が来店して直接購入できるようにする。

 

2011年

・昨年一定数以上購入して頂いたお客様向けに年賀状を送る。1000枚くらい宛名も一言メッセージも全て手書き。
・2011年初頭、ヨーヨーカンパニーに新しいスタッフを入れるとしたら誰が良いか?という話が出た時に、ミイくんは「オスカ(岡田一輝)がいいと思う」と提案。満場一致でオスカは良いねということになり、ミイくんが後日オスカに電話することになる。
→ミイくん「オスカに話がある」→オスカ「俺もミイくんに話がある」
ということで先にオスカの話を聞くと、「リワインドで働かせてほしい」という内容。こんな相思相愛な告白あるかいな!?と思うが実話である。
・4月1日、オスカが正式に入社。エイプリルフールと見せかけて本当に。
・オスカも初めはミイくんの実家に居候する形に。で、ある朝オスカが起きると目の前に知らないアメリカ人が。それがオスカとデイビッドの初対面のシチュエーションだった(笑)
・5月、慎也がリワインドのビデオ担当としてプロモビデオを作り始める。
・11月、リワインド・キャラバンをスタート。
・この年、リワインドTVもスタートしている。(初回はリワインド宝くじの抽選)

 

2012年

・5月、本社併設の店舗を除くとリワインド初の実店舗となる、リワインド名古屋大須店がオープン。
・6月、本社併設の店舗スペースの改装を行い、リニューアルオープン。
・メーカーと共催でビデオコンテストを開催。
・キャンペーンを積極的に行っていく。
・ハイパーヨーヨーのイベントに出向いたり、認定会の実施などでキッズ達を応援。後に渋谷店のスタッフとなる伊弦や大輝らが活躍。

 

2013年

・5月、名古屋大須店が入っている商業施設「大須カプセルマーケット」が無くなるのに伴い、リワインド名古屋大須店も閉店。
・8月、インフォベースを公開。ヨーヨーの商品以外の情報を集約する場として運用していく。
・12月、名古屋西高等学校「360人の主張」社会人サポーターとして慎也が講演を行う。
・ハイパーヨーヨーが徐々に終息へ向かっていく。

 

2014年

・3月、バンダイがハイパーヨーヨーの生産・プロモーションを終了。
・6月、ヨーヨーレビュー大賞を開始。
同月28日、アメリカからザック・ルビーノジェントリー・スタインが武者修行のために来日し、世界大会までの間ミイくんの家に居候しながら滞在する。
・7月、世界大会に参加予定のザック、ジェントリー、慎也、玲くんは練習漬けの日々を送る。この時、ザックのダンカンクルー加入が発表される。
・8月、世界大会でジェントリーが1A部門優勝、ザックは4A部門5位、慎也は1A部門7位、玲くんは4A部門優勝と、みんな大健闘。
同月、ウェブ本店に「ヨーヨー博物館」のコーナーを設置。販売終了商品も見られるようになる。
・この年「ジャパンヨーヨーツアー」を開始。全国へ出向きイベントを開催するようになる。
・岩倉市とのコラボ商品として、岩倉市のマスコットキャラクター「い~わくん」のヨーヨーを製作したのもこの年。

 

2015年

・2月、リワインドのアメリカ支店となるショップ「YO-YO USA」がオープン。現地でザック・ルビーノが店長となり運営することとなる。
・3月3日、リワインド5周年を迎える。(これ以前も以降もですが、毎年祝ってくれたパートさん達には本当に感謝しています)
・4月4日ヨーヨーの日、岩倉桜まつりでパフォーマンス。い~わくんヨーヨーも完売!
・6月、東京おもちゃショーに出展。スペシャルゲストとして御伽ねこむさんを迎えてブース内でイベントをする。
・世界大会が日本(東京)で初開催。リワインドもスポンサーをし、ブース出店をする。
この時の盛り上がりや東京の温度感を肌で感じ、リワインドの東京進出を具体的に視野に入れ始める。
・都内でどこに出店するかを考えた時に、流行発信地であり、アクセスも良い渋谷にしようと話し合い、渋谷の物件を探し始め、現在の渋谷店がある北谷マンションの一室を見つける。
・この年から岩倉市と共同で「いわくらヨーヨー講座」を始め、メディアにも取り上げられる。
・トリックチュートリアルの拡充など、動画コンテンツをさらに増やし始めたのもこの年。

 

2016年(これ以降は本店と渋谷店の出来事がそれぞれある)

・1月20日、リワインドが東京に店舗をオープンすることを発表。都内のどこかを当てるクイズキャンペーンを実施。
・2月1日、リワインドTVで、東京の店舗が渋谷であることを発表。
・3月3日、リワインド渋谷店オープン。それに合わせ僕が東京へ引っ越し、東京メンバーとして上村哲弘(うえさん)がヨーヨーカンパニーに入社
・この頃まだ別の仕事をしていた寺田真悟(てりー)と3人で、渋谷店の開店準備から開店後の仕事までこなしていく。(開店準備には、中村名人&FIST SALUDのDeeくんにもお世話になりましたm(_ _)m)
・3月6日には第1回代々木公園ヨーヨー練習会(現・渋谷ヨーヨークラブ)発足。月に1~2回程度、代々木公園で開催するようになる。
・4月、名古屋市内で白川公園練習会を開催。
・12月、寺田真悟(てりー)が入社
・この年からヨドバシカメラさんでのイベント開催が増えていく。

 

2017年

・3月、岩倉の本社オフィスが引越し。(岩倉市内での引っ越し)
・岩倉市と共同で、岩倉市内の工場で作る完全オリジナルのヨーヨー開発に着手。
・慎也がVLOGを開始。
・てりーがYOYOMAKERと共同でキャンディーダイスを開発し、リリース。
・渋谷店でメーカーとのコラボイベントを始め、以降メーカーやプレイヤーを招いての店頭イベントを積極的に行っていく。

 

2018年

・1月5日、リワインド渋谷新年会を地下のイベントスペースで開催。
・4月4日、エヴァン・ナガオ選手来日。ヨドバシアキバでイベント開催。
・5月10日、オスカがSNSで朝活動画をスタート。
・9月、岩倉MADEヨーヨーが完成!後日名前を募集し、「サクラストリーム」に決定。
・10月、荒牧がループ1万回に挑戦して達成する。達成したのは良かったが、これを発端に無謀な1万回チャレンジ企画が始まる…。
・11月、チャンプてりーとビギナーこうへいのヨーヨーチャレンジスタート。
・11月18日、第100回いわくらヨーヨー練習会開催。
・12月、渋谷店が入っている北谷マンションの503号室を借りる。

 

2019年

・1月、年明けから北谷マンション503号室の内装工事スタート。再び中村名人とDeeくんを召喚し、皆でDIY。
・1月19日、渋谷店が北谷マンション305→503に移転してリニューアルオープン。
・5月、慎也が誕生日企画でホップ・アーム・ラップ(ホップ・ウーキー)1万回に挑戦
・7月、オスカが誕生日企画でダブシュー(ダブル・シュート・ザ・ムーン)1万回に挑戦
・8月いっぱいでうえさんがヨーヨーカンパニーを退社。うえさん、お疲れ様でした。
・10月、伊藤裕(ユタカ)がヨーヨーカンパニー入社。うえさんの後任として営業を担当し、渋谷店のスタッフとしても店頭に立つ。
・同月、ウェブ本店をリニューアルし、レスポンシブデザインのスマホ対応に。

 

2020年

・3月3日、リワインド10周年
・4月7日〜5月25日の間、緊急事態宣言が発令。外出自粛要請も出される。それに伴い、リワインド渋谷店も休業状態に。リワインドとしてはこの自粛期間に出来ることを…と、ウェブのコンテンツ強化と動画配信を中心に行っていくと決め、行動に移していく。
・4月、酔う酔うナイト配信開始。
・5月29日に公開した「中村名人の検定に挑戦動画」がバズる。100万回再生の大台に。
この影響でヨーヨーを再開する人がかなり増える。
さらにその影響で城戸慎也の動画を観る人が増え、クラウンの在庫が枯渇する。初心者向けのワンスターやループ720等も売れ、ウェブの注文もキャパオーバーになるほど増えて出荷の締め時間の変更をする。
・6月、リワインドラジオ開始。
・秋ごろ情勢も若干緩和ムードになり、感染拡大防止策を徹底しながら、ヨーヨークラブ等のイベントも再開。
・10月10日、第100回渋谷ヨーヨークラブ開催。

 

2021年

・新商品ラッシュが止まらない。
・3月3日、あれよというまにリワインド11周年・渋谷店5周年を迎える。

 

【あとがき】

だだーっと書き出しただけでも、やはり11年間いろんなことがありました。ここに書き切れないこともたくさんありました。

振り返って思うことは、多くの人に支えられて続けられたということ。

本社のパートさん達、渋谷店のスタッフ、ヨーヨークラブスタッフはリワインドの財産だと思ってます。ありがとう。

メーカーさんや多方面でご協力頂いた方々にも感謝しています。

そして何よりも、お客様あってのお店です。本当にありがとうございます。

これからもヨーヨーに関する様々なこと…
世界中のヨーヨーを紹介したり、ワクワクするようなプロダクトの企画、楽しめるようなキャンペーン、動画制作・配信、情報のまとめ等、続けていきたいと思います。

皆さま、今後ともヨーヨーストアリワインドをよろしくお願いいたします。

2021年3月3日 リワインド一同


iYoYo「新型アイスバーグ」【ピックアップアイテムFROM渋谷店#119】

こんにちは、リワインド渋谷店スタッフのアルです!

『ピックアップアイテムFROM渋谷店』

前回のフリーハンド ONE ALに続いて、第119回はiYoYoの新型アイスバーグです。

iYoYoのアイスバーグが新しくなった。金リム(金色のリムではなく、金属リム+プラスチックボディを指す)機種の製作を得意とするiYoYoの中でも特に人気の高かったアイスバーグの第二世代版という位置にある。これまでのアイスバーグはアイスバーグクラシックと名前を変え、新型と旧型どちらもラインナップとして並んでいる。

新型アイスバーグは本体幅が約46mmなので、ナイトムーブズXとかなり近い数値になっている。見方を変えれば、iYoYoのワイド系金リム機種は、Hプロファイルが好きならアイスバーグストレートが好きならばナイトムーブズXと選ぶことのできるツートップが出来上がった。ワイドになり、なおかつ軽い操作性も実現し、かなり最近のトレンドを意識した物となっている。メーカーの選択肢を広げればC3のルークなんかもトレンドを抑えた物なので、比較対象として検討してみると良いだろう。

旧型(左)と新型(右)

もちろんアイスバーグクラシックの方が良いという人もいると思うし、これはこれで存在意義がある。幅の狭さが活かされる場面もあったり、縦方向に回転力が加わりやすいためクラシックの方がスリープの伸びもある。ただ、それらを踏まえた上でワイド化に踏み切った新型アイスバーグは、良い物をより良くしようというiYoYoの挑戦である。クラシックが好きな人にも、まだ金リム機種を使ったことのない人にも、金リム機種の(そしてiYoYoの)真骨頂だとオススメできる。


ダンカン「フリーハンド ONE AL」【ピックアップアイテムFROM渋谷店#118】

こんにちは、リワインド渋谷店スタッフのアルです!

『ピックアップアイテムFROM渋谷店』

前回のキティストリング ファーストクラスに続いて、第118回はDUNCANのフリーハンド ONE ALです。

一時代を築いたダンカンのフリーハンドは、世界中にファンがいるためモデルチェンジを繰り返したり、様々な派生モデルが作られてきた。現在買える物だとフリーハンドネクストジェンがフリーハンドの直系機種となっている。ただ、ファンに一番支持されているのはオリジナルの初代フリーハンドだろう。きっと思い出補正もあると思うが、ステルスレイダー時代に終止符を打った1Aヨーヨーの中でも、特に時代の立役者になったヨーヨーと言って良い。ストリングトリックの飛躍的な進歩に貢献した革新的なヨーヨーだった。

フリーハンド誕生から今年で20周年。フリーハンドALで20周年を記念した限定ロゴバージョンが発売されたが、今作フリーハンド ONE ALの発売自体が20周年の節目にふさわしいサプライズかもしれない。(もちろんフリーハンド ONE ALの20周年ロゴもある。)初代フリーハンドの特徴であったお手本のようなラウンド形状と、サイドキャップが付いている仕様をそのままメタルにし、フリーハンドALの「良いヨーヨーだけどこの形状じゃないんだよな…」というスプーン小さじ1杯分くらいの不満を解消してくれた。

昨今のメタルヨーヨーの中でも「中空構造」という特殊な機構の物が再注目されるようになってきいるが、サイドキャップのあるフリーハンド ONE ALも同様の中空構造と言える。厳密にはキャップとボディは接合されていないが、かなりガッチリとはまっているため、フィーリングは完全に中空ヨーヨーだ。メタルなのにやわらかく、フワッと軽く、優しい感触。20年前に王道と言われたヨーヨーは懐かしくもあり、今の時代には逆に新鮮な気もしてくるから不思議なもの。原点回帰というだけの物ではなく、2021年のヨーヨーシーンにしっかりとその存在感を放っている。


C3ヨーヨーデザイン「サイバークラッシュ」”Clouds in the Sky”&”Stars in the Night”

 

オンライン飲み会企画「酔う酔うナイト」で、あるちゅんこと、荒牧淳をゲストに、当モデルC3コラボ「サイバークラッシュ」の”Clouds in the Sky”と”Stars in the Night”そして、3Aセットについて、語ります!
配信開始は2月20日(土)18時〜

3A用としても多くの方から支持されているC3ヨーヨーデザインサイバークラッシュを、より3A向けにした物に…と、私荒牧がコンセプトを考えて企画し、C3ヨーヨーデザインさんに製作していただきました。

今回リリースされる2つのバージョンは、ヨーヨー自体は通常のサイバークラッシュと変わりません。重量も直径も幅も形状も、全て一緒です。

違うところはアートワークと、3A用として使う時に傷がつくことをあえて推奨する物になっている事です。
3Aでヨーヨー同士がぶつかったり擦れたりすることによって傷が模様となり、使い込むほどヨーヨーの表面(表情)が変わっていきます。その過程を楽しもうと思って考えたのが”Clouds in the Sky”と”Stars in the Night”という2つのコンセプトモデルです。ダメージ加工を楽しむ、デニムとか革製品のような物に近いイメージです。

「ヨーヨーの傷は勲章。上手くなった証。」なんて話をすることがありますが、その傷が物語るストーリーを楽しんでいただけたらと思います。

◆Clouds in the Sky Edition

色名:紺青 (KONJYO / PANTONE 287 C)
深みのある青。褐と揃えて使ってもかけ離れない濃い青にしました。
傷がつくことで、紺青の空に雲ができていく様子をイメージしたバージョンです。

商品販売ページはこちら

◆Stars in the Night Edition

色名:褐 (KACHI / PANTONE 296 C)
黒に限りなく近いけど真っ黒ではなく、かなり濃い紺色。
傷がつくことで、暗い夜空に星々が散りばめられていく様子をイメージしたバージョン。線のような傷は、流れ星のよう(?)

商品販売ページはこちら

傷がついた状態の写真。もちろん初期状態は傷ついてません。

どちらも単色ですが、レギュラーカラーにはない色を…と、C3yoyodesignさんに細かく色指定しながら無理を言って製作して頂きました。
プラネタリウムのような満点の星空になった時、雲で空が覆われた時、きっとそのサイバークラッシュから得られるものは少なくないはず。

 

そしてもうひとつ、3A用のパーツも製作しました。

キャンディーミュートリング(サイバークラッシュ用)

3Aをする上でヨーヨー同士の衝突は避けて通れないもの。衝突音って、結構響くんですよね…。
そんな悩みを解消するべく、ヨーヨーに装着できるミュート(消音)リングを製作しました。
消音効果だけでなく、重量アップの効果もあり、安定性が求められる3Aにおいて頼もしいパーツとなります。
今回はなんと、キャンディーダイスさんに製作協力して頂き、消音効果と外れにくさのテストを経て製品化。衝突時は外れにくいですが、脱着はカンタンにできます!カラーコーディネートも楽しめます。

元々はサイバークラッシュでスプラッシュカラーの特別色を…とC3yoyodesignさんにご提案頂いてたんですが、スプラッシュカラーは価格が上がってしまうため、ヨーヨーは単色にして浮いた分で3Aのカスタムパーツを使ってほしい!という想いがあり製作させて頂きました。実際に僕が使用して満足できる物になっています。
1本約1グラムなので、両面に付けると約2グラムの重量アップになります。軽量なサイバークラッシュが、かなり安定感のあるヨーヨーに生まれ変わります!

そしてそして、このサイバークラッシュとキャンディーミュートリングを含むお得なセットもご用意しています。セットの商品ページはこちら

サイバークラッシュとキャンディーミュートリングで、3Aを楽しんでいただけたらうれしいです!

※3Aで使用して自然にできる傷を想定しており、ヨーヨーを地面に叩きつけるような衝撃は想定していません。使用の際は自己責任でご使用ください。
※ミュートリングは、できるだけ外れにくく製作していますが、絶対に外れない物ではありません。過度な衝撃では外れる場合もございます。(市販のゴムリング等と比べれば外れにくい物になっています)

限定版サイバークラッシュ、キャンディーミュートリング共に、渋谷店では2月20日(土)から先行販売させていただき、ウェブ本店では2月22日(月)21:00販売開始です。


キティストリング「ファーストクラス」【ピックアップアイテムFROM渋谷店#117】

こんにちは、リワインド渋谷店スタッフのアルです!

『ピックアップアイテムFROM渋谷店』

前回のゼファー2に続いて、第117回はキティストリングのファーストクラスです。

先日の酔う酔うナイトでは、オーナーのヒロコバさんが出演してくれたので、そちらも併せてご覧ください。

2020年、キティストリング(Kスト)の活動拠点がフィリピンから日本に移ることとなり、今後は日本製になる…というニュースが舞い込んだ。10年以上に渡ってメイドインフィリピンの競技向けストリングとして世界シェアNo.1を誇っていたKストの大変革に、期待と不安が入り混じりながらも、オーナーのヒロコバくんが改悪するようなことはないと信頼を置いていた。結果的に、今回の新Kストはすごく良い。安直な感想だけどすごく良い。(大事なことなので2回言う)

新装されたパッケージは、titifreakさんとHibariさんという2名のデザイナーによるデザインで、ストリングを束ねるバンドも使い勝手の良いアイデア商品だった。そして、それらより画期的で斬新だったのが、Inverse(インバース)という新技術の投入だ。これまでヨーヨーのストリングと言えば硬い・柔らかいの違いや糸の飛び具合などに注目されがちだったが、1本のストリングの中に「ヨーヨー取り付けエリア」と「トリックプレイエリア」の張力を変えるという発想は、さすが競技ヨーヨーストリングのパイオニアである。この辺は商品ページに詳しく書いているのでそちらを参考に見ていただければと思う。

気になる使用感だが、一言で言うなら超万能型。今までのKストは「キティストリング クラシック」という名称に変わっていて、それと比べるとトレンドに合わせて全体的にやや太くなっている。ノーマルはTheスタンダードといった感じで、割とどんなヨーヨーにも合うと思う。リワインドインストラクターの高見くんいわく、ルーピング用にも使いやすいそうだ。ファットは一番の主流となるであろう太さで、1Aで使いたいけどどれを選べば良いか悩んでる方はファットがおすすめ。XLは戻り重視となるので3Aなどにおすすめ。糸の飛び具合は、飛び過ぎず・飛ばなさすぎずの良い塩梅。硬さはやや硬めで張りがある。(←あくまで個人の感想)
そんな王道なポジションにあるため、また同じことを2度言うけど「超万能型」だ。ストリングというヨーヨーの生命線を作り続けてきたキティストリングだからこそ、直球勝負で新たな活路を見出している。


ヨーヨーファクトリー「RECONコレクション」【リワインド的ヨーヨーコレクションのススメのおすすめ#021】

リワインド的ヨーヨーコレクションのススメのおすすめ」と題して本日紹介するのは、ヨーヨーファクトリーのRECONコレクション。

 

Recon(リーコン)とは「偵察」を意味する言葉で、偵察隊の迷彩服のようなイメージで、デジタルカモ柄を中心としたカラーリングのコレクションをヨーヨーファクトリーが展開しています。

アローウェッジ(PC)シャッターワイドアングルループ720リプレイプロフライトの計6機種で発売されていて、中には売り切れている物もあります。

ヨーヨーファクトリーの「〇〇コレクション」は毎回数量限定生産なのでお見逃しなく!


スローレボリューション「ゼファー2」【ピックアップアイテムFROM渋谷店#116】

こんにちは、リワインド渋谷店スタッフのアルです!

『ピックアップアイテムFROM渋谷店』

前回のリコグニッションに続いて、第116回はThrowRevolutionのゼファー2です。

2011年1A部門世界チャンピオンのマーカス・コウ選手は、自身の経験を基に、2015年にヨーヨーブランド「スローレボリューション」を立ち上げた。競技選手である彼が作るヨーヨーはやはり競技志向の強い物が多く、デザインもアートワークも特段派手な所はないが、使ってみると良さを実感できる。そんなスローレボリューションからリリースされた「ゼファー2」も例外ではない。

ゼファー2はモノメタルヨーヨー「ゼファー」のバイメタル版なのだが、大幅な基本性能向上を図り、至って正統派なバイメタルヨーヨーとして出来上がった。A7075ボディ+ステンレスリムという強固な作りによって、申し分ない回転力とスリープの伸び、そして安定性の高さをストリング伝いにダイレクトに感じ取れるのが魅力。それでいて、モノメタルのゼファーゆずりの動かしやすさや奥底にある柔和な感じも相まって、かなり完成度が高い。スローレボリューションに馴染みのない人には、「スロレボっぽさ」を知ってもらう一番良い機種だろう。

ここからは余談。個人的には「ゼファー(Zephyr)」という名前はカワサキのバイクを連想してしまうが、力強く、物凄く速いイメージはヨーヨーにも当てはまる。だが調べてみると、Zephyrの本来の意味はギリシア神話の西風神「ゼピュロス」のこと。英語では「西風」のことで、「そよ風」や「優しい風」いった意味があるそうだ。カワサキのバイクは、工場のあった関西から業界に吹く西風という意味合いもあったとか。イメージとは真逆のようで意外だったが、パワフルさの中に優しさ・繊細さがあるという意味では案外ピッタリなネーミングなのかもしれない。


アンパラレルド「リコグニッション」【ピックアップアイテムFROM渋谷店#115】

こんにちは、リワインド渋谷店スタッフのアルです!

『ピックアップアイテムFROM渋谷店』

前回のルークに続いて、第115回はUnparalleledのリコグニッションです。

コリン・ベックフォード選手のシグネチャーモデル、アンパラレルドの「リコグニッション」は、同社のヨーヨーの中でも特に人気が高く、評判が評判を呼んで愛用者が最近増えている。
ボディ素材にA7075を採用しているにも関わらず5,990円という安価なのも人気の秘訣だろう。A7075でこの価格は、一昔前なら信じられない価格設定だ。(今でもありえないくらい安い)

渋谷店でお客様から「モノメタルのオススメは?」と聞かれてまず答えるのはクラウンだが、同価格帯でその他に…となると、シュガーラディウスネクサスと並び、リコグニッションも挙がってくる。おそらくリコグニッションをお持ちの方なら納得すると思う。
とにかくモノメタルヨーヨーとしての完成度が非常に高く、一見クセのありそうな多段形状をしているが、使ってみると意外にも素直なフィーリングで扱いやすい。
先述した他のヨーヨーに比べると供給が安定していないのが唯一の難点ではあるが、買って損はない隠れた名作である。

支持される理由としては、1A用として使いやすいのはもちろんのこと、3Aや5A用としても優れている点があると思う。
特に最近は5A用に使う人が多く、幅が広いので単純にストリングに乗せやすく、大きく振り回してもふらつきが少なくしっかりと回ってくれる。
「幅が狭いヨーヨーが良い」と言われる」3Aにおいても、スイッチバックやツーハンドトラピーズ等のトリックには逆に幅の広さが活きてくる。
そして大きな利点である耐衝撃性。5Aで落としてしまう時や3Aでヨーヨー同士が衝突してしまう時でも、強固なボディは壊れにくいし傷がつきにくい。(傷がつかないわけではないが、えぐれるような傷のつき方はあまりない)
万能で性能も良く、長く使えるヨーヨーとして今後もユーザーが増えそうだ。


C3ヨーヨーデザイン「ルーク」【ピックアップアイテムFROM渋谷店#114】

こんにちは、リワインド渋谷店スタッフのアルです!

『ピックアップアイテムFROM渋谷店』

前回のクラウン.stに続いて、第114回はC3yoyodesignのルークです。

昨年秋にリリースされたけど紹介するタイミングを逃していたC3ヨーヨーデザインのルーク。先日クラウン.stもリリースされ、クラウンシリーズ3機種が揃ったのでルークのことも改めて紹介したい。性能面の話も開発秘話も全て商品ページに載っているので、そちらをぜひ見ていただければ…と思うのでここで書くことも少ないけれど、昨年リリースされたヨーヨーの中でも大型商品の部類に入ると思うし、注目度は非常に高かった。

まずヨーヨー業界でこれほど伏線回収に年数を費やした物は他にないんじゃないかと思うほど製作過程のバックグラウンドがすごい。慎也が7年前のコラムで書いた「KROWNはなぜ頭文字が”C”ではなく”K”なのか」というネーミングについてようやく答えることが出来たのは、きっと慎也本人もスッキリしたんじゃないかと思う。同時に、少しずつ改良されながらも7年間生産され続けているクラウンはすごい!(というクラウンの紹介みたいになってしまった)

最近だとポリクラッシュアイスバーグナイトムーブズXなどのプラスチックボディ+金属リムのヨーヨーにも注目が集まり、過去のヨーヨージャム黄金期を支えたこの構造のヨーヨーが再評価されている印象がある。ルークも同形状のクラウンやクラウン.stとは似て非なる物で、プラスチックの質感に金属リムが足されていることで性能が飛躍的に向上し、「遊べるし戦える」独自の個性を確立している。7年前の構想を2020年にカタチにするというドラマチックさと、2021年以降も支持されるであろうルークに期待を込めて、いいねボタンを100回くらい押したい。


C3ヨーヨーデザイン「クラウン.st」【ピックアップアイテムFROM渋谷店#113】

こんにちは、リワインド渋谷店スタッフのアルです!

『ピックアップアイテムFROM渋谷店』

前回のMに続いて、第113回はC3yoyodesignのクラウン.stです。

2020年はC3ヨーヨーデザイン「クラウン」の当たり年と言えるくらい売れた年で、これを読んでいる人の中にもクラウンを手にした方はかなり多いと思う。
年が明けて2021年1月、新年早々発表されたのが、クラウンのバイメタルバージョンである「クラウン.st」のリリースだった。クラウンを使っている人や愛着がある人にとっては、驚きと歓喜の大本命なヨーヨー。期待値は高かったが、期待通り…いや、期待以上の素晴らしい出来と言って良いだろう。

過去に同名でリリースされたクラウン.stはかなりシャープなストレートシェイプで、クラウンの延長線上と言うよりか、むしろ別のヨーヨーといった感じだった。今回復活を遂げたクラウン.stは、「100%クラウンシェイプ」というテーマ通り、クラウンの形状でそのまま上位互換になった印象だ。基本的な形は変わらないのに著しい性能アップに成功している。

クラウンユーザーは、形状を含め、軽快かつパワーがあり、クセのないオールマイティな操作感が好きという人が多いのではないかと思う。クラウン.stはそういったクラウンの良さを残しつつ、バイメタルになったことで出来ることの幅がさらに広がり、まさに「ポテンシャルの高さ」を体感できる物となっている。プラグマウィルフラッシュバック等、高性能なバイメタルヨーヨーの選択肢が増えてきた昨今でも、特にオススメできる卓越したヨーヨーだ。

詳しい説明や本人による解説動画は商品ページにあるので、ぜひそちらもチェックしてほしい。