【ヨーヨークリップビデオ紹介#002】ハイパーヨーヨー「フリースタイル」

ハイパーヨーヨー「フリースタイル」

BANDAI第3期ハイパーヨーヨーの頃のビデオです。2010・2015年の世界チャンピオンチームSHAQLER(シャクラ―)や、ジュニアスピナーが出演。(リワインド渋谷店スタッフのダイキもジュニアスピナーの一人でした!)
KeepYoSoul!!


【ヨーヨークリップビデオ紹介#001】YoYo Kid – World’s Best YoYo Champion (Zach Gormley)

こんにちは、リワインド渋谷店のアルこと荒牧です。

普段、ピックアップアイテムFROM渋谷店ヨーヨープレイヤー紹介なんかをポストしていますが、世の中にたくさんあるヨーヨーのクリップビデオも皆さんに紹介していきたいなと思い、YouTube等のネット上にあるビデオを不定期で紹介していきます。

最新のビデオ紹介というよりは、過去のビデオを発掘することが多いかもしれません。

YoYo Kid – World’s Best YoYo Champion

2015年1A世界チャンピオンのZach Gormley選手(CLYW所属)のクリップビデオで、これを書いている現時点で驚異の566万回再生を記録しています。
映像もかっこよくて、ヨーヨーを知らない人に見せても評判が良いです。



ディフイーヨー「コンケイブベアリング」【ピックアップアイテムFROM渋谷店#071】

こんにちは、リワインド渋谷店スタッフのアルです!

『ピックアップアイテムFROM渋谷店』

前回のバタフライALに続いて、第71回はDif-e-Yoのコンケイブベアリングです。

たまにはヨーヨー本体以外のアイテムもピックアップ。ということで、ヨーヨーの心臓とも言えるベアリング。その中でもロングセラー商品となっているDifコンケイブベアリング(通称Difコン)をご紹介。そもそもDifとは何ぞや?という人もいるかと思う。アメリカのDif-eYo(ディフイーヨー)というヨーヨーメーカーのことをDif(ディフ)と省略して呼んでいるのだが、メーカーの説明はこちらに書いてあるので読んでみてほしい。そのDif-eYo社のDifコンは、これまで世界中で多くの選手が使用し、世界チャンピオンも愛用している縁の下の力持ちだ。

Difコンケイブベアリングが初めて出たのは確か2003年くらいだったと思う。それまでフラットベアリングしかない市場に突如現れた“ベアリングを曲面に加工する”という画期的なアイデアで、皆がこぞって使用するようになっていった。ちょうどヨーヨージャム全盛期で、バインドという概念も生まれ、一部ではフルメタルヨーヨーも少しずつ作られ始めた2000年代中頃。スリープロスを最小限に抑えるDifコンは重宝され、ヨーヨーの性能アップには欠かせないアイテムだった。

15年以上経った今、他社からも様々なベアリングが発売されているが、安定した品質と信頼があるDifの人気は衰えない。

よく「ベアリング変えるだけでそんなに性能が違うの?」と聞かれるが、断言しよう。「性能ガラッと変わります!」曲面に加工された形状も使いやすさを左右するが、それ以前にDifコンは、ベアリングその物の精度がABEC7(日本のJIS規格だと4級)という高精度な物を使っている。ちゃんとメンテナンスして使い続ければ、何年も使えるほど寿命も長い。

ちなみに「コンケイブベアリング」の名前とアイデアは、アメリカで特許(特許番号:US7175500B1)を取得しているため、コンケイブベアリング=Difコンのことを差す。なので、○○社(←他社名)のコンケイブというのは誤用になる。(ソニーのウォークマンみたいなもの)

リワインドではDif-e-Yo社に敬意を払い、ノンブランドの曲面加工ベアリングを販売して得た代金の数パーセントをDif-e-Yo社に支払っている。(厳密には若干形状が違うので特許を侵害していないのと、そもそもアメリカの特許は日本では関係ないので払う必要はないのだが。)いくつかのヨーヨーメーカーも、Difのライセンスを受けて「Difコンケイブベアリング」として自社のベアリングを販売する際にライセンス料を支払っていたりする。
各社が足を向けて寝られないDif-e-YoのDifコンケイブベアリング、使ったことのない人は、だまされたと思って使ってみてほしい。

余談だが、Difコンには一時期ベアリングに小さく”DIF”と刻印されていた。最近はまた刻印されていないので、刻印あるなしで本物かどうかを見極めることは難しいが、少なくとも刻印が入っているものは本物と思って良いだろう。


ダンカン「バタフライAL」【ピックアップアイテムFROM渋谷店#070】

こんにちは、リワインド渋谷店スタッフのアルです!

『ピックアップアイテムFROM渋谷店』

前回のバーサーカーマックスに続いて、第70回はDUNCANのバタフライALです。

2019年にブランド創立90周年を迎えたダンカンは、アニバーサリーイヤーに様々な商品を用意していた。その多くが2019年世界大会でお披露目となったのだが、FHNG/ビッグファンセットヘイメイカーXの90周年ロゴバージョンなどの限定商品と並んで、密かな目玉として登場したのが「バタフライAL」だった。ALはAluminum(アルミニウム)のこと。そう、ダンカンを代表するヨーヨー「バタフライ」のフルメタル版である。

バタフライと言えば、全ての1Aヨーヨーのルーツとなるバタフライシェイプ(ウィングシェイプ)のヨーヨー。歴史をさかのぼると、1958年に初代となる木製バタフライが発売され、その後1960年代にプラスチック製バタフライが誕生。それから現在に至るまで、バタフライはインペリアルと共にダンカンの代表作として販売され続けている。2012年にはボールベアリング内蔵バージョンの「バタフライXT」も発売。そしてついにフルメタル化されたバタフライALは、多くのファンが待ち望んでいたヨーヨーだと言える。

しかし、「そんなにファンの多いヨーヨーなら“使いやすいヨーヨー”なんだな」と思うのはちょっと待ってほしい。はっきりと明言しよう、バタフライはコレクション向けのヨーヨーだ。(メーカーとしては初心者向けと言っているが)練習してトリック(技)を習得するのには向いていない。バタフライALも“良いヨーヨー”ではあるが、いわゆる“使いやすいヨーヨー”ではない。そこを踏まえた上で、個人的にはイチオシの一品だと推す。歴史を積み重ねたヨーヨーがメタルボディになった。ただそれだけで味わい深い。ヨーヨーで遊ぶことの楽しさは、シンプルかつ果てのないものだと再認識させてくれる。バタフライエフェクトのように、60年前の蝶々の羽ばたきが、時を超えて今のあなたの元に“趣”として訪れる。


【ヨーヨープレイヤー紹介#002】エヴァン・ナガオ (Evan Nagao)

ヨーヨープレイヤー紹介ブログ、第1回の中村名人の次は、エヴァン・ナガオ選手です。

■エヴァン・ナガオ (Evan Nagao)

アメリカ、ハワイ州ホノルル出身。1996年5月3日生まれ。チームヨーヨーファクトリーメンバー。主なスタイルは1Aですが、2016年MERでは3A部門で優勝した経験もあるマルチな才能の持ち主です。自身のシグネチャーモデルはエッジウェッジPCエッジビヨンドポリエッジコオラウエッジモンスターエッジエッジレスエッジアルティメイタムなど多数。

エヴァンの父であるアラン・ナガオ氏は、スポーツカイト(競技用の凧)の元世界チャンピオンで、90年代にヨーヨーを世界中でヒットさせた仕掛け人でもありました。2000年代前半までホノルルにあったカイトショップ「HPK(ハイパフォーマンスカイト)」のオーナーであり、そのHPKから生まれたチーム、THP(チームハイパフォーマンス)の創始者でもあります。THPには中村名人やアレックス・ガルシア等のトッププレイヤーが所属し、世界一のプロスピナー集団とも言われた名門チームでした。

そんなヨーヨーに囲まれて生まれ育ったエヴァンが初めてヨーヨーに触れたのはなんと1歳の時で、3~4歳の時にはすでに両手でダブル・ループが出来ていたそう。6歳頃、一度ヨーヨーから離れてしまいますが、2009年にヨーヨーファクトリーのバインドヨーヨー「カリフォルニア(初期型)」を手にしたのをきっかけに、再びヨーヨーをするようになります。その後は休息期間も挟みながら、2014年に本格的に競技へ参加するように。その後の活躍で少しずつ順位を上げていき、大きなコンテストでも入賞するようになります。

2018年にはついに世界大会1A部門で優勝を果たしますが、その後2019年世界大会で準優勝になったのを最後に大会引退を宣言。ファンも多かったことから惜しまれながらの引退でしたが、ヨーヨーそのものを辞めた訳ではなく、引退後も彼のSNSにトリック動画をアップしています。現在は地元ハワイを拠点に音楽活動をしています。


主なタイトル:
2019年世界大会1A部門2位
2018年44CLASH 1A部門6位
2018年全米大会1A部門優勝
2018年世界大会1A部門優勝
2018年PNWR 1A部門4位
2017年全米大会1A部門優勝
2017年世界大会1A部門6位
2017年BAC 1A部門6位
2017年ヨーロッパ大会 1Aオープン部門優勝
2016年世界大会1A部門14位
2016年カリフォルニア州大会1A部門4位
2016年PNWR 1A部門優勝
2016年MER 3A部門優勝
2016年MER 1A部門2位
2016年ウエストコースト大会1A部門2位
2015年全米大会1A部門5位
2014年全米大会1A部門6位
2014年ウエストコースト大会1A部門5位
2010年カリフォルニア州大会1A部門10位


C3ヨーヨーデザイン「バーサーカーマックス」【ピックアップアイテムFROM渋谷店#069】

こんにちは、リワインド渋谷店スタッフのアルです!

『ピックアップアイテムFROM渋谷店』

前回のモーティブに続いて、第69回はC3yoyodesignのバーサーカーマックスです。

どのメーカーにもフラッグシップモデルとなるヨーヨーがあるが、メーカーとしての歴が浅かったりラインナップが少なかったりすると「このメーカーのフラッグシップモデルはこれです!」と、1つあるくらいだったりする。逆に、歴が長かったりラインナップの多い大手メーカーだと、2つや3つ、それ以上あることも。昨年、ブランド設立10周年を迎え多数のヨーヨーを世に出してきたC3ヨーヨーデザインで言えば、代表するモデルとしてクラウンを挙げる人が多いかもしれない。しかし、C3を語る上で重要なヨーヨーと言えば「バーサーカー」シリーズも欠かすことができない。

ピックアップアイテム#10のオムニトロンの時にも触れているが、C3のチームに所属するPeter Pong Si Yee選手が、2012年EYYC(ヨーロッパ大会)オープン部門で優勝した時に使用していたのが初代バーサーカーで、それはC3にとって大きな転機となった。バーサーカーシリーズは、C3にとって良きパートナーのような存在なのだ。これまで初代バーサーカーから始まり、バーサーカーRX、バーサーカーSSとアップデートを重ねてきて、2019年に最新版となるバーサーカーマックスがリリースされた。「マックス」という言葉が指し示す通り、最大・極限という、まさにバーサーカーシリーズの最大値となる渾身の作品だ。

バイメタルモデルが普及してきた昨今、C3もバイメタルはいくつか開発してきたが、バーサーカーマックスはバイメタルらしさが強調されたパワフルなヨーヨーだ。しっかりと地に足着いたような重量感でありながら、トリックをした時にはさほど重さを感じず、むしろ動かしやすいしスリープも伸びるので、ロングコンボやスリープに負荷をかけるようなトリックでもバッチリとサポートしてくれる。割とモノメタルのクラウンに近い形状をしているので、クラウンを持っている人が次のステップにバイメタルを選ぶ場合でもすんなりと移行できると思う。最近のバイメタルの相場を考えるとやや高い価格帯ではあるが、「バイメタルヨーヨーを手にする実感」を味わえるはず。北欧神話に出てくる戦士を意味する「バーサーカー (Berserker)」は、C3の10年を共に歩んできた同社の最大の戦力と言えるだろう。


SFヨーヨー「モーティブ」【ピックアップアイテムFROM渋谷店#068】

こんにちは、リワインド渋谷店スタッフのアルです!

『ピックアップアイテムFROM渋谷店』

前回のノクターナルに続いて、第68回はSFYOYOSのモーティブです。

SFヨーヨーのスポンサードチームは、世界的に注目される選手が多く在籍する技巧派集団である。そのチームメンバーの1人、アメリカ・イリノイ州出身のConnor Seals(コナー・シールズ)選手は、近年腕を上げてきている1Aプレイヤーだ。アメリカの地区大会「MWR(ミッドウェストリジョナル)」では2017~2019年の3年連続優勝し、2019年の全米大会1A部門では準優勝という輝かしい成績を残している。そんなConnor選手のシグネチャーモデルが今作「モーティブ」だ。

モーティブ発売の前に、同社のヨーヨー「ブリス」のConnor選手バージョン、その名も「ブリスCS」というモデルが先に発売されている。これはConnor選手のために再設計された、ブリスの派生モデル(ブリス自体はPaul Harness選手のシグネチャーモデル)で、細かな違いではあったがConnor Seals選手の意見を取り入れた、実質の初シグネチャーモデルだった。それから程なくしてモーティブの開発は進み、まず最初にβ版が発売された。この時点ですでに製品版とほぼ変わらない物となり前評判も上々だった。そうして、ブリスCSモーティブ(ベータ)を経ての製品版モーティブが出来上がったのだった。

シンプルで緩やかな曲線を描いたインバースラウンド形状に、ステンレスのインナーリムを搭載したモーティブは、性能の全てのバロメーターが平均的に高い。そしてクセのない素直なフィーリングで、軽すぎず、重すぎず。(どちらかと言えば軽いフィーリングと感じる人の方が多いかもしれない。決して重くはない。)そしてパワーはあるけど引っ張られる感じはない。ワイドな本体幅も、ヨーヨーを握った瞬間は広いと思うが、トリックをしている最中はさほど気にならず、純粋にトラピーズの成功率が上がる恩恵だけを感じ取れる。価格に見合うだけの性能を持った優等生タイプのヨーヨーだ。あまり海外の大会事情を知らない人からすれば、Connor選手はまだまだ知名度の低い若手の部類に入るかもしれないが、Connor Seals+SF=「モーティブ」は、ジェントリー+YYF=「シャッター」や、城戸慎也+C3=「クラウン」といった看板機種となるくらいのポテンシャルを秘めているかもしれない。


【ヨーヨープレイヤー紹介#001】中村名人(中村謙一さん)【ハイパーヨーヨー】

こんにちは。リワインドスタッフのアルこと荒牧淳です。

リワインドのブログでは普段『ピックアップアイテムFROM渋谷店』を定期的に投稿していますが、『ヨーヨープレイヤー紹介』という、新しいブログコンテンツを不定期で始めたいと思います。

普段自分がヨーヨープレイヤーについて調べたりする際、意外と情報がなかったりすることに気付いて、それならば自分でプレイヤー紹介記事を書いてみてはどうかな?と思ったのがきっかけです。

今後紹介していくプレイヤーが、自分の交友関係や知ってる知識に左右されるため偏ってしまうかもしれませんが、「こういうプレイヤーがいるのか~」「この人はこんな経歴があったのか~」と新たな発見の手助けになればうれしいです。

という訳で、まずは第1回。最初はこの人と決めていました…

中村名人!!

■中村名人

本名、中村謙一(ナカムラケンイチ)。1971年8月19日生まれ。1980年代のコカ・コーラヨーヨーブームでヨーヨーを始め、小学生だった中村少年は、町の大会で優勝するほどの腕前でした。1990年代半ば、たまたま読んでいた車雑誌に載っていたヨメガ「ブレイン」を知ったのをきっかけにヨーヨーを本格的に再開します。しばらくは仕事の同僚だった田嶋弘氏(THPメンバー/タジマバウンドの考案者)と共に練習する日々を過ごしていました。

その頃は「ヨーヨーと言えば子供のおもちゃ」、「コーラのヨーヨーが流行ってたね」、くらいの世間の認知度。もちろん「ヨーヨー業界」という業界そのものがまだ無かった時代です。インターネットも普及していない状況で、少ない情報を頼りに、ある日ヨーヨーのパフォーマンスイベントがあることを知り見に行きます。そこで、ハワイを拠点に活動するTHP(チームハイパフォーマンス)のメンバーと運命的な出会いを果たし、その後テストに合格してTHPの日本人メンバー第一号として加入します。

1996年、THPの創設者アラン・ナガオ氏から「バンダイと提携して日本で新しくヨーヨーを発売する」と言われ、日本人メンバーであった中村名人は、バンダイのデモンストレーターとしてプロモーションをすることに。そして1997年春、ハイパーヨーヨーが発売され、次第に大きなブームとなっていきます。

いちプレイヤーだった中村謙一氏は「中村名人」としてメインキャラクターを務め、当時の小学生なら皆憧れるようなカリスマ的な存在となりました。同じTHPのアレックス・ガルシアらと、日本のみならず世界中をツアーで周り、各地でデモンストレーションを行ったり、テレビ・雑誌等のメディア出演をこなす超多忙な毎日を送っていたそうです。

ブーム時にあった漫画『超速スピナー』や『燃えろ!スピナー』では本人役として出演し、漫画の一コマである「ストリングプレイ、スパイダーベイビー!!」はネット上で有名になり、「中村名人と言えばスパイダーベイビー」というイメージを持つ人も多いはず。

日本一有名で多忙なヨーヨープレイヤーだった中村名人ですが、ハイパーヨーヨーブームは1999〜2000年頃終息してしまいます。その後は少しヨーヨー界と距離を置いた時期もありましたが、現在ではティーチングや大会のジャッジなどでヨーヨーに携わり、誰もが憧れた「中村名人」は唯一無二な存在として、ヨーヨー界のレジェンドであることに間違いありません。

リワインド的な繋がりで言えば、ヨーヨーカンパニーが主催するイベントでデモンストレーターとして出演していただいだり、リワインドTV等にゲスト出演していただいたり、さらにはリワインド渋谷店の立ち上げ時に店内の内装を手伝っていただいたり(笑)
普段から本当にお世話になってます。(中村名人、いつもありがとうございます!)

主なタイトル:
1997年世界大会 マスターズ部門準優勝


過去2回、リワインドの情報配信コンテンツ『ヨーヨーどうでしょう』と『リワインドTV』に、中村名人をゲストとしてお迎えしました。貴重なお話が聞けるので、ぜひチェックしてください!

2020/2/24『ヨーヨーどうでしょう』(ゲスト:中村名人)

2013/08/22『リワインドTV』(ゲスト:中村名人)

 


マウル「ノクターナル」【ピックアップアイテムFROM渋谷店#067】

こんにちは、リワインド渋谷店スタッフのアルです!

『ピックアップアイテムFROM渋谷店』

前回のMに続いて、第67回はMowlのノクターナルです。

近年出来たヨーヨーブランドの中でも、マウルは新進気鋭なブランドとして誕生した。独自の世界観を展開し、センセーショナルな「他とは一味違う何か」がユーザーの心を掴んで離さない。第一弾の「M」から始まり数種類のヨーヨーを世に送り出してきたが、それらひとつひとつに個性があり、基本性能を高めた実直な作りでありながら、どこかにマウルらしいエッセンスが光る。「オブセッション」は割とスタンダードな使い心地の良さを具現化した機種だったが、続いて出たモノメタルの「ノクターナル」は、少し冒険した機種と言える。

同じステップラウンド形状でもオブセッションとは対極なノクターナル。一見して「初メタル向けではないな」と思う人は多いはず。(かく言う僕もそうだった。)それもそのはず、大型で幅広の「デカさ」を感じるサイズ感がクセになるヨーヨーで、万人に受けるというよりは、少数派の人たちにはドンピシャでハマるのではなかろうか。2個目・3個目のメタルヨーヨーを探しているなら、手に取ってみると良い。「こういうベクトルの使いやすさもあるのかー」と、新たな発見となるかもしれない。

はっきり言って、好みはわかれると思う。しかし、渋谷店の店頭でサンプルを使ったお客様は、口を揃えて「使いやすい」と高評価だ。「これはこれでありだね!」「大きいけど軽やか」「ストレスフリーなヨーヨー」と言った声を耳にする。もちろん「合う・合わない」はあると思うが、お店として自信を持っておすすめできるだけのポテンシャルを秘めていて、「一味違うヨーヨーが欲しい」と思ってる方には満足できるに違いない。大型なボディが意外にも小気味よく動き、力強さと安定感を最大限に活かしたノクターナルは、何にも似ていない独自性が強いヨーヨーだ。一味違うブランドの一味違うヨーヨー、それは今まで経験したことのないヨーヨー体験になるはずだ。