ヨーヨーファクトリー「ボールヨーヨー」【ピックアップアイテムFROM渋谷店#390】

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リワインド渋谷店店長のアルです!

『ピックアップアイテムFROM渋谷店』

前回のライフターに続いて、第390回はヨーヨーファクトリーのボールヨーヨーです。

渋谷店の店頭に立っていて、ここ最近「え?これヨーヨーなんですか?」と一番聞かれるヨーヨー…ナンバーワンはヨーヨーファクトリーの「ボールヨーヨー」だろう。一目見てすぐにヨーヨーだと認識しづらい形状の奇抜なヨーヨーなのだが、球体が2個並んでいるようにしか見えない。本体幅はなんと約10センチ。しかし、そこにはちゃんとアクセルがありベアリングがありパッドがあり、ストリングを付ければスリープもする。トリックもできる。メタルヨーヨーだから結構回る。れっきとしたヨーヨーではあるが、完全なるネタヨーであることは先に言っておく。

しかしネタヨーを本気で作るのがヨーヨーファクトリーのすごいところ。おおよそのトリックはできるし、がんばればコンボもできるしホリゾンタルだってできる。それどころか、その特殊な形状を活かして、一般的なメタルヨーヨーではできないようなトリックもできるだろう。振っていると、それがヨーヨーかどうかもよくわからなくなってくるし、トリックの練習には不向きだ。上手くなりたい人は別のヨーヨーを買うほうが上達は早い。それでもこのヨーヨーに魅かれて買ってしまった自分がいる。後悔は無い。だって、こんな変なヨーヨー他に無いんだもの。唯一無二とかオンリーワンとか、言わずともそうだと解るアヴァンギャルドさが最高だ。

そしてカラーによって表面処理が異なる。シャイニーやブラストだけでなく、2026年6月現在発売中のブルーとグリーンには特別な表面加工が施されており、およそヨーヨーとは思えないような肌ざわりの物になっている。これは、1970年代にダンカンから発売された「ベルベット」というヨーヨーにベルベット地のフロッキング加工が施されていた物を彷彿させる作りになっていて、ヨーヨーファクトリーの社長のヨーハン氏やベン・マクフィー氏のことだからそういう所からも着想を得ているのかもしれない。なんという遊び心の詰まり具合だろうか。他のメーカーじゃ絶対作らないであろうブッ飛んだヨーヨーなので、余計なことは考えずに頭の中を無にして、リラックス状態で遊んでほしい。

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この記事を書いた人

1997年のハイパーヨーヨーブーム初期からヨーヨーを続け、幅広い交友関係を持つ。ヨーヨーコレクター。元チームヨーヨージャムメンバー。2003年世界大会3A部門準優勝。上野ヨーヨー練習会主催者。音楽と散歩が好きでのほほんとした性格だが、一人でふらっとどこへでも、神出鬼没に日本各地や海外にも出向く行動派。あだ名は「アル」もしくは「アルちゅん」。

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