リワインド渋谷店店長のアルです!
前回のDUNCAN「ニランド」に続いて、第403回はアンパラレルドの「ジェム」です。

アメリカのヨーヨーブランド「アンパラレルド」から先日リリースされたプラスチックヨーヨー「ジェム」は、約4年という長い開発期間の末に完成した意欲作であり、金型で作られたプラスチックモデルなのでメーカーの本気度がうかがえる。4年もあるとヨーヨー業界のトレンドも移り変わり、おそらく当初の構想から主軸は変えなくとも様々な変化を取り入れてきたことと思う。特に本体幅が約55mmという広さになったのは、業界のトレンドを反映した結果だと思われる。直径も59.84mmと大きいので、全体的にボリュームのあるモデルとなっている。

重量は66.3グラムだが、サイズの大きさもあって、手応えはあるが動かしやすい。むしろフィーリングの良さが際立って、延々と振ってしまうクセになるヨーヨーという印象。振っていくうちに幅の広さにも慣れていき、気付けば「幅広ヨーヨーってありだな」と思えてくる不思議。そういう意味ではワイドヨーヨーの入門としてもオススメだ。プラスチックモデルでありながら多くのトリックやコンボもこなせる優等生。気軽に振るも良し、練習用として使うも良し、幅広が苦手な人にこそ使ってほしい。

性能面だけでなく価格面も優等生だ。金型で作るメリットのひとつに、一定の品質を保ちながら大量生産できることが挙げられる。初期投資のハードルは高くても、商品の単価を下げることができるので、「ジェム」も3,490円という安さを実現している。材料費の高騰や物価高な今の世の中で、この価格でこの性能はかなりコストパフォーマンスが高い。2026年の代表的なバインドプラヨーはこれ!とプッシュしたい注目作である。

