リワインド渋谷店店長のアルです!
前回のC3ヨーヨーデザイン「ハロ」に続いて、第405回はC3ヨーヨーデザインの「ダークスター 2026」です。

C3ヨーヨーデザインがブランドを設立した翌年の2010年、「ダークスター」というヨーヨーをリリースした。C3の立ち上げメンバーであり、ヨーヨーの設計・開発を手掛けているRon Chan氏のシグネチャーモデルとして誕生した。今では知らない人も多いかもしれないが、Ron氏は香港を代表する5Aトッププレイヤーとして活躍し、2009・2010年の香港大会5A部門チャンピオンでもある。自身がヨーヨーの高い技術と豊富な知識を持ち合わせているからこそC3の名機を作り出してきた。今のC3の柱として欠かせない存在であることは説明するまでもなく、その彼のシグネチャーモデルが16年の時を経て「ダークスター2026」としてリメイクされたのだ。

リメイクと言っても大々的なアップデートではなく、大きな部分はオリジナル版をなぞって当時の物を再現する形で開発されている。(ちなみに、オリジナル版はボディに2011と書かれているが2010年発売である。)A7075を採用していることや、Oリングの脱着ができる所もそのまま。2026世界大会で先行発売商品が一挙に出た中で、告知を二度見するほどビックリした懐かしさ。2026年版はめっちゃワイドにして…というのではなく、あえて大枠を変えないことで、逆に今のシーンを見渡しても他に無い稀有な物になっているし、当時を知らない人にとっては新鮮に映るのでは?と思ったりする。

ゴムリングは重量調整と消音効果を得られる物で、5AチャンピオンのRonのシグネらしく落下や衝突を想定して付属されている。ゴムリング自体は細くて柔らかいので、脱着も簡単で重量感の差が大きすぎることもない。本格的な競技向けでこういう付属品があるヨーヨーは今ではほとんど見かけなくなったが、練習用として考えた場合、調整用ゴムリングとA7075の本体というのは5Aだけでなく3Aでもオススメできる。事実、香港の3AチャンピオンであるNg Wang Kit選手は過去にオリジナル版を3A用としてしていた。1A用としては、2026年のトレンドとは大きくかけ離れているものの、フィーリングを楽しむヨーヨーとして考えると非常に面白いヨーヨーだと思う。意外と知らないC3初期のヨーヨーはこんな感じだった!というのが解る希少なヨーヨーだ。

