リワインド渋谷店店長のアルです!
前回のフライテックに続いて、第383回はC3ヨーヨーデザインのシーカーです。

毎日のように新しいヨーヨーが開発・リリースされている現在でも、ルーピングヨーヨーを作っているメーカーは圧倒的に少ない。開発の難しさや需要の少なさ(日本以外の国ではルーピング人口が極端に少ない)といった理由があり、メーカーとしては手を出しにくい背景があるのだが、C3ヨーヨーデザインはルーピングモデル「イニシエーター」でルーピングモデルのプロップスを獲得し、次いで開発した「シーカー」でさらにシェアを拡大した。この「シーカー」に関しては、C3に所属する藤原大和選手のシグネチャーモデルとして開発が始まり、実に2年もの開発期間を経てリリースされている。2024年のJNで先行リリースされた際は大きな反響を呼び、そこからさらに2年近く経った今も人気モデルとしてベストセラー商品となっている。

競技の2A部門でよく使用されるヨーヨーとしては、ヨーヨーファクトリー「ループ720」「ループ2020」、JPLS「ループアップ」、ダンカン「ホーネット」などが挙げられるが、そこに並ぶモデルとして「シーカー」も選択肢に入ってくる。実績として、2025年の世界大会で藤原大和選手自身が使用して3位入賞を果たしていることからも、“最前線で戦えるヨーヨー”として確固たる地位を築いている。筆者も2024JNオーバー40部門で使用したのだが、本番直前で使用ヨーヨーを「シーカー」に変えても高水準の性能を発揮するポテンシャルの高さに驚いた。特にスターバーストの高さやギャップの幅感、切り返しのしやすさが絶妙で、自分にはすぐに馴染む物だった。ルーピングを今日練習し始める初心者から大会に出場するプレイヤーまで、幅広い層に向けてオススメできる。

まず、あけポン・未セッティングの状態での使いやすさや扱いやすさだけ見ても、何も文句無いくらい完成されている。ストリングだけ自分に合う物を選べば、それだけでどんなトリックでも快適にこなせる。それに加えて「シーカー」独自の特徴として、付属の重量調整用ステッカーで0.1g単位で重量調整が可能になっている。キャップを外せるようになっているため、キャップの裏やボディの内側に貼ることでわずかに重くすることができ、痒い所に手が届くような細かなセッティングが実現できるのだ。やり方についてはこちらの動画を参考にしてほしい。アクセルやスペーサーなどの内部パーツにステンレスが採用されている点も、隠れたオススメポイント。カラバリも豊富で、渋谷エディションやカリブーロッジコラボなどの限定モデル等もあって、複数欲しくなるのもコレクター心をくすぐる。この先何年も愛されロングセラーとなっていくであろうルーピングヨーヨーなので、持っていて損は無いルーピングヨーヨーだ。

