ダンカン「GTR-JS」【ピックアップアイテムFROM渋谷店#169】

リワインド渋谷店スタッフのアルです!

『ピックアップアイテムFROM渋谷店』

前回のザ・メタル・オブ・ザ・フューチャーに続いて、第169回はDUNCANのGTR-JSです。

ダンカン「GTR」の亜種となる「GTR-JS」は、チームダンカンメンバーでインドネシアチャンピオンでもあるJonathan Sitanggang(ジョナサン・シタンガン)選手のシグネチャーモデル。ヨーヨーを始めてから13年、ついに念願となった初のシグネチャーモデルである。
ジョナサン選手はオリジナルスローにも昨年から所属しているプレイヤーで、近年活躍している注目選手なので、YouTubeで彼の動画をぜひチェックしてほしい。

本家「GTR」との違いを見てみると、形状・直径・幅はほとんど変わらず、本体重量が2.3g軽くなっている。軽くなっていると言っても64gなので、特別軽さを売りにしている訳ではない。しかし、やはり少しの違いがフィーリングの大きな差となるのがヨーヨーの面白いところ。安定感あるが動かしやすく、プレイヤーの意思がそのまま伝わっていくかのような操作性の良さが際立っている。

フィーリングという話で言えば、このヨーヨーの最大の魅力はそれに尽きる。言うなれば、数値や見た目では分からない「肌で感じるヨーヨーの良さ」こそが、GTR-JSの素晴らしいところ。これまでのダンカンのノウハウで製作したのがGTRだとすると、GTR-JSは別の誰かがプロデュースして、別の所で製作しているんじゃないかと思うほど、似て非なる物となっている。(実際に製作工程がどうなのかは分からないが。)プレミアムラインとも言うべき仕上がりの良さ、完成度の高さに、ダンカンにしては高額だが…思わず欲しくなってしまうヨーヨーだ。

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この記事を書いた人

1997年のハイパーヨーヨーブーム初期からヨーヨーを続け、幅広い交友関係を持つ。ヨーヨーコレクター。元チームヨーヨージャムメンバー。2003年世界大会3A部門準優勝。上野ヨーヨー練習会主催者。音楽と散歩が好きでのほほんとした性格だが、一人でふらっとどこへでも、神出鬼没に日本各地や海外にも出向く行動派。あだ名は「アル」もしくは「アルちゅん」。

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