ヨーヨーファクトリー「エッジビヨンド」【ピックアップアイテムFROM渋谷店#081】

こんにちは、リワインド渋谷店スタッフのアルです!

『ピックアップアイテムFROM渋谷店』

前回のダブルオアナッシングに続いて、第81回はYoYoFactoryのエッジビヨンドです。

2018年1A世界チャンピオン、エヴァン・ナガオ選手のシグネチャーモデルは多数存在しているが、世界大会で優勝した時に使用していたヨーヨーは、他でもないこの「エッジビヨンド」だ。エッジがベースとなっているが、エヴァン選手の他のシグネチャーモデルの粋を集めたようなヨーヨーで、本体幅47mmというワイドボディに、これまた幅の広いステンレスのアウターリムが付いたバイメタルモデルである。

エッジビヨンドの特徴と言えば、なんと言ってもそのパワー。見た目からして強堅な感じが伺えるが、使った感想も見た目そのまま。いや、それ以上のタフな作りをしている。ヨーヨーは横幅が広いと回転力不足になりがちだが、エッジビヨンドではそれを感じない。回転力不足を補うボリュームのステンレスウエイトが、これでもかというくらいの力強さを発揮し、性能に表れているのが分かる。エヴァン選手のプレイスタイルのような豪快な動きにもビクともせず、ものすごい安定感を以てプレイヤーの期待に応えてくれる。

エヴァン選手が引退宣言した後も、エッジビヨンドの人気が衰えることはない。YYFだけでなく他のメーカーのバイメタルと比較しても、エッジビヨンドのようにゴツゴツとしてパワフルさに思い切り振り切ったようなヨーヨーは見たらない。一方で、ただ重たくて動きが鈍い訳でもない。スピードに乗せることもできて、マリオカートで言うならクッパやドンキーコングのよう。クセはあるけど、使いこなせればこれほど心強い相棒はいないんじゃないかと思う。バイメタルモデル全盛時代だが、実はバイメタルで世界チャンピオンになったプレイヤーは意外と少なくて、エッジビヨンドはその数少ないチャンピオンズチョイスのひとつ。世界を制したヨーヨーを、ぜひ1度触ってみてほしい。

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この記事を書いた人

1997年のハイパーヨーヨーブーム初期からヨーヨーを続け、幅広い交友関係を持つ。ヨーヨーコレクター。元チームヨーヨージャムメンバー。2003年世界大会3A部門準優勝。上野ヨーヨー練習会主催者。音楽と散歩が好きでのほほんとした性格だが、一人でふらっとどこへでも、神出鬼没に日本各地や海外にも出向く行動派。あだ名は「アル」もしくは「アルちゅん」。

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