ヨーヨーファクトリー「スチールシャッター」【ピックアップアイテムFROM渋谷店#109】

こんにちは、リワインド渋谷店スタッフのアルです!

『ピックアップアイテムFROM渋谷店』

前回のスピーダホリックXXに続いて、第109回はYoYoFactoryのスチールシャッターです。

超ロングセラーな人気機種シャッターは、これまでにシャッターワイドアングルシャッターTiなどの派生モデルがリリースされてきたが、今度はボディがステンレス製のアンダーサイズヨーヨーとして登場した。ヨーヨーファクトリーは過去にもハイストマイティフリーといったフルステンレスをリリースしているが、正直な感想として、スチールシャッターは圧倒的に扱いやすい。

厳密には「ステンレス」と「スチール」は違うのだが、今作スチールシャッターのスチールは、「ステンレススチール」を指している。この「ステンレススチール」は、ヨーヨーではよくバイメタル機種のウェイトリング(リム部分)に使われることが多く、アルミよりも比重が重いことで回転力や安定性の向上に繋がっている。しかしステンレスだけでボディを作るとなると、ものすごい重量になってしまうため、必然的にサイズを小さくするしかない。そんな訳でハイストもマイティフリーも小さいヨーヨーだった。

小さすぎるとコントロールしづらい弊害も生まれるが、スチールシャッターにそんな不満はない。ずっしりと重く、小さいながらも存在感が大きく、それでいて操作性は申し分ない。細かいトリックが面白いほど決まるし、良い意味で期待を裏切られるヨーヨーだ。ステンレスだからこそ、このサイズ感だからこその意味があるんだと、使っていくうちに真価を見出せるようになるだろう。

個人的な所感だが、2020年に発売されたヨーヨーの中でもかなり上位に入る「買い」な商品だ。500個限定生産でシリアルナンバー入りなので、コレクション性の高さも魅力。再生産もないだろうから今買わないと本当に後悔する。(と、皆さんにも自分にも言う…)

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この記事を書いた人

1997年のハイパーヨーヨーブーム初期からヨーヨーを続け、幅広い交友関係を持つ。ヨーヨーコレクター。元チームヨーヨージャムメンバー。2003年世界大会3A部門準優勝。上野ヨーヨー練習会主催者。音楽と散歩が好きでのほほんとした性格だが、一人でふらっとどこへでも、神出鬼没に日本各地や海外にも出向く行動派。あだ名は「アル」もしくは「アルちゅん」。

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