C3ヨーヨーデザイン「スピーダホリックXX」【ピックアップアイテムFROM渋谷店#108】

こんにちは、リワインド渋谷店スタッフのアルです!

『ピックアップアイテムFROM渋谷店』

前回のT-ストリングに続いて、第108回はC3yoyodesignのスピーダホリックXXです。

C3ヨーヨーデザインのスピーダホリックXX(以下SHXX)が発売されて半年が経った。初回入荷分が瞬く間に売り切れたのが昨日のことのようだが、今は供給が安定して手に入りやすくなった。とは言え人気が衰えている訳ではなく、むしろ口コミも広まってなのか、半年経っても売れ行きは好調だ。クラウンサイバークラッシュラディウス7068等のC3の人気ラインナップに並ぶほど、確固たる地位を築いたと言って良いだろう。
ちなみに、XXは“ダブルエックス”ではなく“エックスエックス”と読む。

SHXXは強度に優れたポリカーボネートの削り出しで出来ている。現在発売中のブラックとホワイトも、POMかと思いきや他のクリアカラーと同様にポリカだ。この「ポリカ削り出し」というのがポイントで、ポリカをメタルヨーヨーと同じように旋盤で削り出し(切削加工)することによって、精度の高さ・触り心地の良さを追求した物が完成した。肉厚なボディの無骨さに対して、表面のなめらかな質感は相反するようでいて絶妙なシナジーを生んでいる。

バインド仕様のプラスチックヨーヨーは過去にも取り上げてきたが、それらと比較してもSDXXは頭一つ抜けている。フィンガースピンにも対応し、気軽に振れるけどどんなトリックもこなせる万能機種。そもそも中心のハブとなっている部分は金属なので、見方を変えれば小さなメタルヨーヨーに大きなプラスチックが付いている…なんて拡大解釈ができるほど剛性が高く安定性もある。
「プラヨー」と一括りカテゴライズすることはできない妙妙たる仕上がりだ。カラーバリエーションも豊富で、一つは持っていて損のないヨーヨーだ。

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この記事を書いた人

1997年のハイパーヨーヨーブーム初期からヨーヨーを続け、幅広い交友関係を持つ。ヨーヨーコレクター。元チームヨーヨージャムメンバー。2003年世界大会3A部門準優勝。上野ヨーヨー練習会主催者。音楽と散歩が好きでのほほんとした性格だが、一人でふらっとどこへでも、神出鬼没に日本各地や海外にも出向く行動派。あだ名は「アル」もしくは「アルちゅん」。

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