「リワインド的ヨーヨーコレクションのススメのおすすめ」と題して本日紹介するのは、ヨーヨーファクトリーのキャピタル。
前回のアメリカンの時にも触れましたが、ヨーヨーファクトリー(以下YYF)がMADE IN USAラインとして地元アリゾナで製作したキャピタルは、2006年にYYFがリリースした「401k」というヨーヨーのシェイプをベースに作られています。
2006年世界大会ではチームYYFのポール・ハン選手が401kを使用して準優勝に輝いています。初代の「カリフォルニア」や「VK」といったヨーヨーにも同様のシェイプが採用されており、初期のYYFのヨーヨーの象徴とも言える物でした。そんなYYFらしさを2021年にリリースするヨーヨーに落とし込み、「スペースカウボーイ」のような大き目のバンプを付けることで、今っぽさのある軸周りの設計とフラットフェイス化、そして本体幅のワイド化を実現した、ということのようです。
2021年に使えるヨーヨーとして作られているだけでなく、15年の時間を埋めるパズルのピースのような存在です。
YYF公式ページの説明文の最後には、こう締めくくられています。
“Made with Love in the USA”
ーアメリカで、愛をこめて作られた。