リワインド渋谷店スタッフのアルです!
前回のチートコードに続いて、第242回はアカンサス Sです。
モノメタルの時に好評だった操作性の良さはそのままに、バイメタルになったことで力強さを得て、さらなる進化を遂げた。全体的に強固な雰囲気になりつつも、どことなく柔らかな感触も残る。インナーリムとは言え、十分すぎるほどのパワーとスリープの伸びがプラスされ、「アカンサス」をバージョンアップさせる上での最適解と言えるだろう。
程よい重量感を感じながらも動かしやすく、安定性が非常に高い。どう動かしても、どの位置にあっても、存在感を示してくれる頼もしさ。そして最上級の使い心地にも関わらず主張しないシンプルな見た目。それはまるで松浦選手がクールに淡々と高難度のトリックを決める様子を連想させる。シグネチャーモデルであることの意味を教えてくれる機種であり、深く長く使い込めるヨーヨーであると思う。