リワインド渋谷店スタッフのアルです!
前回のアンタークティカ (プロトタイプ)に続いて、第215回はLuftverkのプラスチックフルヴィアです。
ラフトヴァークの代表作「フルヴィア」のプラスチックバージョンとして開発された「プラスチックフルヴィア」は、プラスチックで再現するために、オリジナルの形状を基にしながらも最適解となるようなスペックとなっている。「フルヴィア」を知らなくても独立したヨーヨーとして高い性能を誇る。設計者のJeffrey Pang氏は以前にも「スカイヴァ」というプラスチックヨーヨーを作っており、その時も人気作となっていたので今作を期待していた方も多いんじゃないかと思うが、今回も期待を裏切らない。
プラスチックヨーヨーというと、メタルヨーヨーよりも性能的に劣るんじゃないか?と思うかもしれないが、このヨーヨーを使うと必ずしもそうではないと思わせてくれる。もはや目を瞑って使ったら「メタルヨーヨーを使っているんじゃないか」と思うほど、手応えのあるフィーリングに驚く。重量感、リムの厚み、精度の高さなど様々な要因が考えられるが、総じて基本性能の高さを実感できるヨーヨーだ。何より、これが3,990円で買えるというのもスゴイところ。
ラフトヴァークと言えばチタンヨーヨーを中心に製作しているブランドとして知られているが、1個1個が高額なため、これまで手を出しづらかった方もいるかもしれない。そういった方にこそ「プラスチックフルヴィア」で、プラヨーのポテンシャルの高さを示してくれたラフトヴァークというブランドに興味を持って欲しい。