リワインド渋谷店スタッフのアルです!
前回のチタニウムエグゼクティブに続いて、第204回はCLYWのビーターです。
CLYWのマーケティングマネージャーを務めるスティーブ・ブラウン氏は、近代ヨーヨーの発展に尽力した人の中でも特に斬新で型破りなスタイルで常にシーンの中心にいた人物の一人。ナショナルヨーヨーマスターでありカウンターウェイトの生みの親である彼のファンは世界中にいて、最近出たスティーブver.のフリーハンドONEをゲットした人も多いだろう。そんなスティーブのシグネチャーモデルとしてCLYWから満を持してリリースされたのが「ビーター」だ。
リワインド渋谷店店長てりーとのコラボカラーの「ビーター」が今年6月の全国大会で先行発売された後、9月に一般発売された。CLYWらしさのあるダブルリムが採用されているが、オーガニックなラウンド形状なのでスティーブ氏が愛用してきた「フリーハンド」などを彷彿とさせるものがある。しかし、曰く「フリーハンド」よりはヨーヨージャムの「パトリオット」に近いフィーリングだという。
不思議なことに振り心地は確かに「パトリオット」っぽさがあり、7075の硬さや重量配分がそうさせるのか?実際の所はわからないが、「ビーター」は懐かしさに浸るだけの物ではないということは分かる。定番と呼べるようなラウンドシェイプでありながら、ディテールにこだわることで新しさを感じさせる工夫がなされており、1Aでも5Aでも存分に楽しめるヨーヨーとなっている。