ヨーヨーファクトリー「シュガーハイ」【ピックアップアイテムFROM渋谷店#170】

リワインド渋谷店スタッフのアルです!

『ピックアップアイテムFROM渋谷店』

前回のGTR-JSに続いて、第170回はYoYoFactoryのシュガーハイです。

何度も世界チャンピオンに輝いているSHU TAKADA選手のシグネチャーモデル、ヨーヨーファクトリーの「シュガーハイ」は、同じく彼のモデルである「シュガー」のチタニウムバージョン。同社の別のチタンヨーヨー「メタヴィティ」や、「シャッターJDS」等JDSシリーズでもお馴染みのSUS YOYOMECHANICSが設計を手掛けている。
今年のリワインドの福袋に入っていたことでも話題になり、2月14日のバレンタインデーに待望の正式発売となった。

シュガーと比較すると、スペック的には実は大きく変わらない。実物を並べて置いてみても、シュガーその物といった見た目なので、(もちろん細部は違うけど)純粋にチタン化した物と言えるだろう。
しかし、使用感はかなり違ってくる。チタンならではの安定感やスリープの伸び等、金属の素材が違うことで実現している部分は多々あるし、何よりもコントロールしている時の気持ち良さやキビキビと動く感触は使ってみて初めて知るところ。

フェイス側だけブラスト加工が施されているのも特徴で、きめ細かくてサラサラ感が強く、フィンガースピンのやりやすさが飛躍的に向上している。サムグラインド(親指をヨーヨーの縁に当てるグラインド)をやる際に指が当たる部分にまでブラスト加工となっているため、フィンガースピンだけでなくサムグラインドもスムーズに行うことができる。
SHU TAKADA選手がパフォーマンスで使用していることからも、ミスできない大事な場面でもしっかりとサポートしてくれる頼もしい機種だということがうかがえる。シュガーユーザーだけでなく、チタンのヨーヨーを検討している人ならぜひ選択肢に入れてほしいヨーヨーだ。

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この記事を書いた人

1997年のハイパーヨーヨーブーム初期からヨーヨーを続け、幅広い交友関係を持つ。ヨーヨーコレクター。元チームヨーヨージャムメンバー。2003年世界大会3A部門準優勝。上野ヨーヨー練習会主催者。音楽と散歩が好きでのほほんとした性格だが、一人でふらっとどこへでも、神出鬼没に日本各地や海外にも出向く行動派。あだ名は「アル」もしくは「アルちゅん」。

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