ダンカン「ヨシクーダX」【ピックアップアイテムFROM渋谷店#129】

こんにちは、リワインド渋谷店スタッフのアルです!

『ピックアップアイテムFROM渋谷店』

前回のバッカスに続いて、第129回はDUNCANのヨシクーダXです。

ダンカンのバイメタルヨーヨー「ヨシクーダX」は、5A部門アジアチャンピオン、世界大会準優勝等のタイトルを持つ、チームダンカンのジャパンメンバー阿部恭大(アベヨシヒロ)選手のシグネチャーモデル。フリースタイルでは笑顔が印象的な阿部選手だが、プレイではえげつないほどハイレベルでスピーディーなトリックを繰り出す彼のモデルとあって、激しい動きをするトリックにも対応する安定型の頼もしいヨーヨーである。

元々は同社のモノメタルモデル「バラクーダ」をベースに設計された物なのだが、バラクーダ自体の評価が高く、1A世界チャンピオンのJános Karancz選手や3A世界チャンピオンのHank Freeman選手が使用していたりと、どの部門でも関係なく「使いやすい」と推せるヨーヨーだった。そんなバラクーダのバイメタル版がバラクーダXで、それをさらに阿部選手のスタイルに合わせて改良したのがヨシクーダXだ。

ヨシクーダXの直径は53.97mmというミドルサイズで、近い物だとオッター(53.85mm)やエッジインフィニティ(54.12mm)辺りがある。幅は約44mmと、5A用としては決して広くはないが、この小ぶりなサイズでまとめあげたトータルバランスが良く、誰がどのスタイルで使ってもストレスなく使えるのがポイント。バイメタルモデルとしては価格が安いので手に取りやすいが、それが逆にハイエンドモデルを買おうとしている人の選択肢に入っていないんじゃないかと思うくらいに、良い意味で価格と性能が釣り合ってない。個人的にはもっと評価されても良いと思うヨーヨーのひとつだ。

ちなみに、キャンディーダイス プロ ニンジャは阿部選手シグネチャーモデルのウェイト。こちらも併せてチェック!

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この記事を書いた人

1997年のハイパーヨーヨーブーム初期からヨーヨーを続け、幅広い交友関係を持つ。ヨーヨーコレクター。元チームヨーヨージャムメンバー。2003年世界大会3A部門準優勝。上野ヨーヨー練習会主催者。音楽と散歩が好きでのほほんとした性格だが、一人でふらっとどこへでも、神出鬼没に日本各地や海外にも出向く行動派。あだ名は「アル」もしくは「アルちゅん」。

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