C3ヨーヨーデザイン「ギャラクシーダイバー」【ピックアップアイテムFROM渋谷店#090】

こんにちは、リワインド渋谷店スタッフのアルです!

『ピックアップアイテムFROM渋谷店』

前回のブーストアフターバーナーに続いて、第90回はC3yoyodesignのギャラクシーダイバーです。

宇宙遊泳するダイバーが描かれた「ギャラクシーダイバー」は、C3ヨーヨーデザインの幅広機種「マスターギャラクシー」「リマスターギャラクシー」の後継機である。A6061という種類のアルミニウムをボディ素材に採用し、外周部にステンレスリムを搭載したバイメタルモデルだ。アルミの種類違い(A7075)の「ギャラクシーダイバー7075」が先にリリースされていて、使い比べることもできる。(後述するが、この二つは別物のヨーヨーと考えて良い)

幅広機種の特徴として、トリック時にストリングに乗せやすいというシンプルな使いやすさが挙げられるが、デメリットとしては回転力不足やコントロールしにくかったり、ということがある。ギャラクシーダイバーはその問題を見事に解決したところがミソで、動かしやすいし、しっかりと回ってスリープも伸びる。ある意味ではバイメタルらしからぬヨーヨーにも思えるが、見えないところにバイメタルの恩恵を得られているような、さりげない後押しをしてくれるヨーヨーだ。この「さりげなさ」が、人によっては物足りなさを感じる事もあるかもしれないが、軽く投げて軽く回すというだけでここまでコンボ繋げられるのか…と、使い込むことで感じられるメリットになってくる。

ギャラクシーダイバー7075のほうはバイメタルらしさが強調されたパワー型で、硬く重厚さがあったのに対し、今作はバイメタルの回転力を保ちながら約2グラム軽量化されており、2グラムという数字以上に軽くなったように感じる。スピードに乗せることも簡単で、バイメタルだと言うことを忘れるほどスムーズに動く。6061と7075とでは、はっきり言って別のヨーヨーだと言えるだろう。もちろん7075のソリッドな感じや安定感は、7075ならではの特色として注目して良い点だが、6061の軽快さは7075には無い個性として抜きん出ている。星の海を渡っていくダイバーに準えたギャラクシーダイバーは、ストリングの上でもスイスイと泳ぎ、無限に広がるトリックの海を旅していく。

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この記事を書いた人

1997年のハイパーヨーヨーブーム初期からヨーヨーを続け、幅広い交友関係を持つ。ヨーヨーコレクター。元チームヨーヨージャムメンバー。2003年世界大会3A部門準優勝。上野ヨーヨー練習会主催者。音楽と散歩が好きでのほほんとした性格だが、一人でふらっとどこへでも、神出鬼没に日本各地や海外にも出向く行動派。あだ名は「アル」もしくは「アルちゅん」。

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