マウル「ノクターナル」【ピックアップアイテムFROM渋谷店#067】

こんにちは、リワインド渋谷店スタッフのアルです!

『ピックアップアイテムFROM渋谷店』

前回のMに続いて、第67回はMowlのノクターナルです。

近年出来たヨーヨーブランドの中でも、マウルは新進気鋭なブランドとして誕生した。独自の世界観を展開し、センセーショナルな「他とは一味違う何か」がユーザーの心を掴んで離さない。第一弾の「M」から始まり数種類のヨーヨーを世に送り出してきたが、それらひとつひとつに個性があり、基本性能を高めた実直な作りでありながら、どこかにマウルらしいエッセンスが光る。「オブセッション」は割とスタンダードな使い心地の良さを具現化した機種だったが、続いて出たモノメタルの「ノクターナル」は、少し冒険した機種と言える。

同じステップラウンド形状でもオブセッションとは対極なノクターナル。一見して「初メタル向けではないな」と思う人は多いはず。(かく言う僕もそうだった。)それもそのはず、大型で幅広の「デカさ」を感じるサイズ感がクセになるヨーヨーで、万人に受けるというよりは、少数派の人たちにはドンピシャでハマるのではなかろうか。2個目・3個目のメタルヨーヨーを探しているなら、手に取ってみると良い。「こういうベクトルの使いやすさもあるのかー」と、新たな発見となるかもしれない。

はっきり言って、好みはわかれると思う。しかし、渋谷店の店頭でサンプルを使ったお客様は、口を揃えて「使いやすい」と高評価だ。「これはこれでありだね!」「大きいけど軽やか」「ストレスフリーなヨーヨー」と言った声を耳にする。もちろん「合う・合わない」はあると思うが、お店として自信を持っておすすめできるだけのポテンシャルを秘めていて、「一味違うヨーヨーが欲しい」と思ってる方には満足できるに違いない。大型なボディが意外にも小気味よく動き、力強さと安定感を最大限に活かしたノクターナルは、何にも似ていない独自性が強いヨーヨーだ。一味違うブランドの一味違うヨーヨー、それは今まで経験したことのないヨーヨー体験になるはずだ。

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この記事を書いた人

1997年のハイパーヨーヨーブーム初期からヨーヨーを続け、幅広い交友関係を持つ。ヨーヨーコレクター。元チームヨーヨージャムメンバー。2003年世界大会3A部門準優勝。上野ヨーヨー練習会主催者。音楽と散歩が好きでのほほんとした性格だが、一人でふらっとどこへでも、神出鬼没に日本各地や海外にも出向く行動派。あだ名は「アル」もしくは「アルちゅん」。

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