マウル「M」【ピックアップアイテムFROM渋谷店#066】

こんにちは、リワインド渋谷店スタッフのアルです!

『ピックアップアイテムFROM渋谷店』

前回のエッジレスに続いて、第66回はMowlのMです。

Mowl(マウル)のM(エム)。ブランド名の頭文字をそのままヨーヨーの名前につけた、まさにマウルの代名詞とも言えるヨーヨーだ。ブランド発足時の第一作目として誕生してから、マウルの看板機種として人気がある。他メーカーで言えば、ヨーヨーファクトリー のシャッターやC3ヨーヨーデザインのクラウンのような、そのメーカーの顔とも言えるポジションであり、性能面でも価格面でも、まず最初に手に取ってもらいたい機種である。マウルのヨーヨーを初めて買うならば、このMが入り口としてはおすすめだ。

世の中に星の数ほどあるモノメタルヨーヨーの中でも、Mは「買い」の一品。重量は67.3グラムと重ためだが、気になるほどの重さではないし、振ってる時にむしろ安定感を生む。重量配分と形状のおかげか、柔らかいフィーリングを基本としながらも、パワーと鋭さも同時に併せ持つ。かつてのジェネシスのようなラウンド+ストレートのHプロファイル形状は、どこか不思議な使いやすさがあって、全ジャンルに対応する万能機種だ。エムもあらゆるプレイスタイルにハマる万能なヨーヨーだ。

マウルと言えば、ブランドの世界観を表現しているアートワークが人気の理由のひとつだろう。ブランドロゴのフクロウを中心にあしらったMのロゴは特に人気が高いが、コラボ系、プラハの街並みが描かれたもの、サークルロゴ、果てはロゴ無しまで多数のバージョンが存在する。今までのヨーヨーのデザインにはなかったテイストで、ヨーヨーのPVもオシャレ。ヨーヨーその物だけでなく、その背景も想像して使うと、ヨーヨーのイメージから広がる世界観にあなたも浸かれるはずだ。Mが2016年のヨーロッパ大会でデビューしてからこれまでの期間で、すでに誰からも愛される雰囲気を醸し出している。深い森の暗闇に光が差して、鋭い眼光の梟は一直線にこちらに向かってくる。

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

1997年のハイパーヨーヨーブーム初期からヨーヨーを続け、幅広い交友関係を持つ。ヨーヨーコレクター。元チームヨーヨージャムメンバー。2003年世界大会3A部門準優勝。上野ヨーヨー練習会主催者。音楽と散歩が好きでのほほんとした性格だが、一人でふらっとどこへでも、神出鬼没に日本各地や海外にも出向く行動派。あだ名は「アル」もしくは「アルちゅん」。

目次