ジャパンテクノロジー「プレミアムリンクス」【ピックアップアイテムFROM渋谷店#017】

こんばんは、リワインド渋谷店スタッフのアルです!

『ピックアップアイテムFROM渋谷店』

第17回はジャパンテクノロジーのプレミアムリンクスです。

バインド仕様のプラスチックヨーヨーは、各メーカーが様々なモデルを生み出し市場に出回ってきたが、「プラスチック」という時点で競技使用を想定していないのが通例で、いかに「普段使い」で楽しめるかが勝負の鍵となってきたと思う。そういう意味では、メタルヨーヨー以上に個性が求められるのかもしれないが、ジャパンテクノロジーが開発した「リンクス」は、「ダブルリム構造のフルサイズ、かつ軽量。」という辺りが個性として光っていた。特にその軽さを活かし、ヨーヨーを動かした時に疾走感のあるフィーリングが爽快だった。そんなリンクスの特別仕様版として誕生したのが「プレミアムリンクス」だ。

プレミアムリンクスは、リンクスをベースに、中心部分に国産削り出しのアルミキャップを搭載し、特別仕様のレーザー刻印がされている。ポリカーボネイト製ボディも国産のモールド成形で出来ているので、全て国内生産で出来上がっていることになる。正真正銘のMADE IN JAPANモデル。国産にこだわるJTならではのプラスチックヨーヨーだ。先日、リワインド渋谷店に来店された外国人のお客様が、「日本生産でこの価格は驚きだ」とおっしゃっていた。余談だが、海外から来店されるお客様の中には「MADE IN JAPANのヨーヨーが欲しい」という方も少なくない。国産となると、どうしても高価になってしまいがちだが、リンクスシリーズはそんなお客様にとって、手に取りやすい価格だということも好評な理由の1つだろう。

プレミアムリンクス最大の特徴であるアルミキャップは、それがあるかないかで通常のリンクスと差別化されているが、アルミキャップがあることでリンクスの良さをさらに引き出している。リンクスは軽さの割に芯の通ったしっかりとした手応えを感じられるヨーヨーだったが、プレミアムリンクスはより顕著にそれが表れているように思う。本体重量は大きく変わっていないのに、どっしりとした安定感と、ソリッドなフィーリングが際立っている。サイズ感も相まって、大きく振り回してもふらつかず、大胆にプレイできる。操作性の良さも健在だ。また、「小さなメタルヨーヨーに大きなプラスチックのウィングが付いたヨーヨー」と考えると、ちょっと見方も変わってくる。存在感のある本体に、ヨーヨーとしての性能を司るウィング。それは、あるようでなかったJT独自のノウハウに基づいたバランスで、ラグジュアリーで個性のあるプラヨーとして完成されている。まさにプレミアムな、少し贅沢なプラスチックヨーヨーと言えるだろう。

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この記事を書いた人

1997年のハイパーヨーヨーブーム初期からヨーヨーを続け、幅広い交友関係を持つ。ヨーヨーコレクター。元チームヨーヨージャムメンバー。2003年世界大会3A部門準優勝。上野ヨーヨー練習会主催者。音楽と散歩が好きでのほほんとした性格だが、一人でふらっとどこへでも、神出鬼没に日本各地や海外にも出向く行動派。あだ名は「アル」もしくは「アルちゅん」。

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