iYoYo「アイスバーグ クラシック」【ピックアップアイテムFROM渋谷店#007】

どうも!アルです!!

『ピックアップアイテムFROM渋谷店』

第7回はiYoYoのアイスバーグ クラシックです。

※2021年に新型アイスバーグが発売され、それまでのアイスバーグはアイスバーグクラシックという名称に変更されたため、この記事の内容も一部編集しています。

iYoYoの代表作「iYoYoスチール」の金属リム(以下、金リム)版。金リム好きには無視できないすごいヨーヨーが出ると聞いて、プロトの段階から期待は大きかった。金リムのヨーヨーと言えばヨーヨージャムが世に送り出した数々の名作が思い起こされるが、ヨーヨーの種類をカテゴライズする上で、フルプラスチックともフルメタルとも違う「金リム」ヨーヨーという存在は、ヨーヨージャム活動終了後も無くてはならない物となっている。

今回、ベースとなているiYoYoスチールとの比較よりは、似た機種としてC3ヨーヨーデザインの「ガンマクラッシュ」が挙げられるのでそちらと比較してみるが、使った感じは全然別物だ。フィンガースピン用のスポットがあるか無いかという点を除いても、全く異なる印象を受ける。異なる要因としては、ガンマクラッシュがPOM+ステンレスだったのに対し、アイスバーグクラシックはポリカーボネイト+ステンレスリムという素材だからだろう。アイスバーグクラシックの方がポリカボ特有の、サラサラというよりはつるっとしたフィーリングで、少し引っ張られる感があり、回転力が強くスリープの伸びもある印象。そして抜群の安定感。金属ウェイトが付いているとは言え、プラスチックのボディがここまで回るのかと、驚くほどよく回る。プラスチック特有の柔らかなフィーリングも残しつつ、芯の通ったソリッドな感触も併せ持つのが不思議なところだが、それが絶妙なバランスとなっている。

ジャムヨー好きとしては、ノスタルジックなのに現在のテクノロジーで作られた物に感動してしまう。昔憧れた物が最新式となって目の前にある。オーセンティックな金リムの雰囲気とモダンなフィーリングの融合に、ついつい物欲も湧いてしまう。カラーリングも王道かつ洗練された配色で、どれにしようか迷ってしまう。金リムのヨーヨーをまだ持っていない人は、ぜひアイスバーグクラシックを手に取って欲しい。プラでもメタルでも味わえない独特の振り心地を体感して欲しい。

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この記事を書いた人

1997年のハイパーヨーヨーブーム初期からヨーヨーを続け、幅広い交友関係を持つ。ヨーヨーコレクター。元チームヨーヨージャムメンバー。2003年世界大会3A部門準優勝。上野ヨーヨー練習会主催者。音楽と散歩が好きでのほほんとした性格だが、一人でふらっとどこへでも、神出鬼没に日本各地や海外にも出向く行動派。あだ名は「アル」もしくは「アルちゅん」。

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