ヨーヨーファクトリー「ワンスター」【ピックアップアイテムFROM渋谷店#060】

こんにちは、リワインド渋谷店スタッフのアルです!

『ピックアップアイテムFROM渋谷店』

前回のアンチドートに続いて、第60回はYoYoFactoryのワンスターです。

ヨーヨー初心者にオススメな入門ヨーヨー。それは多くのメーカーが頭を抱えながら開発を繰り返してきた果てなき道。何が正解なのか、どれもが正解なのか、その正解の先にまた新たな道が広がっているんじゃないか。試行錯誤を繰り返しながら、ヨーヨーの長い歴史の中で多くのビギナー向けヨーヨーは生まれてきた。それはメーカーのみならず、お店やティーチングをする人も欲して来たヨーヨーであり、現在進行形で求められている。より強い回転力、長いスリープ力、安定性、コントロール性などを追及したハイエンドモデルも必要とされる一方で、ヨーヨーの裾野を広げるためにビギナー向けモデルも常に必要とされるのだ。

前置きが長くなったが、そんなビギナー向けヨーヨーを特に率先して開発してきたメーカーがヨーヨーファクトリーだ。F.A.S.T 201を皮切りに、ヴェロシティワンハブスタックリプレイアローなど、これまで作ってきたビギナー向けヨーヨーはたくさんある。「ヨーヨーをつくるのではない、ヨーヨーをする人をつくる」というスローガンを掲げてきただけのことはあって、ヨーヨーファクトリーがビギナー向けヨーヨーの開発を止めることはなかった。その情熱に賛同し、我々リワインドも開発協力という形で関わってきて、その成果として生まれたひとつの答えが2016年リリースのスピンスターだった。

あれからまた数年の間に、リワインド×岩倉市×クリモト(製造会社)というコラボでサクラストリームというビギナー向けヨーヨーが誕生したが、実はそこにヨーヨーファクトリーの協力もあった。2019年、そのサクラストリームをベースに、かつてのワンスターをリメイクしたのが新型ワンスターだ。サクラストリームと同じく、薄型ベアリング搭載、そして片面のパッドだけ出っ張らせることによって、適度な戻りの良さと回転のかけやすさを実現。ボディはサクラストリームとほぼ同型だが若干の変更を加えている。ベアリングとパッドを換装すればバインド仕様にもすることが出来る。最初に選ぶヨーヨーとして、今最もオススメしたいビギナー向けヨーヨーが完成したと胸を張って言える。

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この記事を書いた人

1997年のハイパーヨーヨーブーム初期からヨーヨーを続け、幅広い交友関係を持つ。ヨーヨーコレクター。元チームヨーヨージャムメンバー。2003年世界大会3A部門準優勝。上野ヨーヨー練習会主催者。音楽と散歩が好きでのほほんとした性格だが、一人でふらっとどこへでも、神出鬼没に日本各地や海外にも出向く行動派。あだ名は「アル」もしくは「アルちゅん」。

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