キティストリング(Kストリング)【ピックアップアイテムFROM渋谷店#050】

こんにちは、リワインド渋谷店スタッフのアルです!

『ピックアップアイテムFROM渋谷店』

第50回はヨーヨー本体ではなく、キティストリング(Kストリング)です。

「みんなが使ってるストリング」と言っても過言ではないキティストリング、通称Kストリング(以下Kスト)。オーナーのヒロコバ氏のニックネーム「ヒロキティー」が由来となっていて、Kitty(猫)をモチーフにしたロゴやパッケージデザインを見たことある人も多いはず。昨今は他社が様々なストリングを開発し選択肢も増えてきたが、それでもまだまだ世界中のプレイヤーの使用率ナンバーワンだろう。CLYWやC3ヨーヨーデザインなど、ヨーヨーブランドが付属のストリングにKストを採用していることからも、キティストリングが信頼感のあるストリングブランドであることがうかがえる。

個人的に初めてKストを使ったのは、10年以上前だった。ダンカンクルー(現チームダンカン)でフィリピンチャンピオンだったクリス・マキタ氏が、「フィリピンの友人がストリングを作っている」と言ってわけてくれたのが最初だった。それまでノンブランドのストリングが主流だったが、Kストの評判が口コミで広がり、トップ選手も大会で使用したことで一気に有名になっていった。「ストリング選ぶならKスト!」と言われるほど、プレイヤーの間に浸透していった。ちなみに、「Kストリング」という愛称は日本だけで呼ばれている。

十数年の間に成長していったKストは、常にプレイヤーからのフィードバックを集め、改良を重ねて様々な種類をリリースしてきた。色・素材・太さ・長さなどを選べるようになり、細かいセッティングに対応できるようになった。過去にはグロウ(蓄光)なんかもあった。最近ではFISTSALUDの別注でルーピング用のストリングも登場。リワインド限定のスターターパックもあるので、最初にお試しで買ってみるのもオススメ。ヨーヨー本体・パッド・そしてストリングの組み合わせは何通りもあって、プレイヤーの好みに応じたセッティングが見つかった瞬間の「化け方」は、感動すら覚えるほどヨーヨーの性能を大幅に高めてくれる。きっとあなたに合うストリングも見つかるはず。

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

1997年のハイパーヨーヨーブーム初期からヨーヨーを続け、幅広い交友関係を持つ。ヨーヨーコレクター。元チームヨーヨージャムメンバー。2003年世界大会3A部門準優勝。上野ヨーヨー練習会主催者。音楽と散歩が好きでのほほんとした性格だが、一人でふらっとどこへでも、神出鬼没に日本各地や海外にも出向く行動派。あだ名は「アル」もしくは「アルちゅん」。

目次