【ヨーヨープレイヤー紹介#018】ラファエル・マツナガ (Rafael Matsunaga a.k.a. RED)

■ラファエル・マツナガ (Rafael Matsunaga a.k.a. RED)

ブラジルのヨーヨープレイヤー。2003年5A部門世界チャンピオン。元ダンカンクルーブラジルメンバー。DXL Crewメンバー。
ABI(ブラジルヨーヨー協会)創設メンバーで、会長を務めています。IYYF(国際ヨーヨー連盟)のボードメンバーでもあり、競技ヨーヨーシーンの底上げに貢献しています。

5歳の時にコカ・コーラヨーヨーを手にするがその時はトリック等は何もできず、その後23歳になった2000年のある日、通勤途中にたまたまヨーヨーが売られているのを目にして購入。本格的にヨーヨーを開始します。インターネットでヨーヨーについて調べ、シタデル氏が制作したヨーヨーのビデオや2000年世界大会のウェブサイトを見つけました。それがヨーヨーに夢中になるきっかけだったそうです。

2002年、GLASSEYE氏のウェブサイト”TheGlassLab”で、ブラジルのヨーヨーシーンを紹介したビデオが公開されたことにより、Titifreak氏やWhip氏と並んでラファエル氏も世界的に認知されるようになりました。また、それがきっかけでダンカンクルーブラジルの発足及び自身も加入することとなります。この年、世界大会にも訪れ、1A部門に出場しています。ブラジルから世界大会へ参加する選手はラファエル氏が初でした。
翌2003年には5A部門で世界大会に出場し、世界チャンピオンになっています。ブラジル人としては初の世界チャンピオンです。5Aの世界チャンピオンですが、マツナガ氏本人は5Aプレイヤーだと思っておらず、1A~5Aまであらゆるスタイルをやった結果、2003年のタイミングで5Aトリックのアイデアがたくさんあったため5A部門に出場したというのが本当の所だそうです。
“RED”の愛称で親しまれ、5Aのトリック「レッド・プロペラ」はラファエル氏のニックネームを冠したオリジナル・トリックです。

2005年ナショナルマスターアワードを受賞し、ナショナルヨーヨーマスターになっています。

ダンカンクルー脱退後もダンカンのヨーヨーのデザイナーとして携わり、バラクーダなどのヨーヨーの設計を手掛けています。

主なタイトル

2006年 世界大会 コンバインド部門 4位
2005年 世界大会 5A部門 4位
2004年 世界大会 5A部門 2位
2003年 Y3A X部門 2位
2003年 世界大会 5A部門 優勝
2003年 ブラジルナショナルヨーヨーコンテスト X部門 優勝

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この記事を書いた人

1997年のハイパーヨーヨーブーム初期からヨーヨーを続け、幅広い交友関係を持つ。ヨーヨーコレクター。元チームヨーヨージャムメンバー。2003年世界大会3A部門準優勝。上野ヨーヨー練習会主催者。音楽と散歩が好きでのほほんとした性格だが、一人でふらっとどこへでも、神出鬼没に日本各地や海外にも出向く行動派。あだ名は「アル」もしくは「アルちゅん」。

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