世界大会 / ワールドヨーヨーコンテスト (World Yo-Yo Contest)

大会名:世界大会 (World Yo-Yo Contest)
主催:各開催国のヨーヨー競技団体
後援:IYYF(国際ヨーヨー連盟)

概説

ヨーヨーの世界一を決める大会。World Yo-Yo ContestやWorld Yo-Yo Competitionなど年代によって表記の違いがあるが、2000年以降はWorld Yo-Yo Contestに統一されており、日本語では総じて「世界大会」と呼ぶのが一般的。また、アルファベット表記ではWorldsやWYYCと略されることがある。

初の世界大会とされているのは1932年にイギリスで開催されたもので、Harvey Lowe氏が優勝している。

1972年、カナダのトロントで世界大会が開催されてBunny Martin氏が優勝しているが、これは正式な世界大会としてカウントされていない。

1992年、現在の形式に繋がる世界大会を、現ナショナル・グランド・マスターのデール・オリバー氏が主催となって始める。初回はカナダで開催されたIJA(国際ジャグラーズ協会)のコンベンション内で行われた。以降1998年までデール・オリバー氏が主催を務める。1998年の世界大会では、鈴木良一氏が日本人初の世界チャンピオンに輝いており、これ以降の世界大会では毎年いずれかの部門で日本人が優勝している。

1999年世界大会は、HPKが主催、BANDAIがタイトルスポンサーとなり開催された。初のハワイ開催。ハイパーヨーヨーブームの絶頂期とあって、日本からの参加者も多かった。大会以外にワールドランキングの計測会も行われた。

2000年~2013年まではグレッグ・コーヘン氏主催の元、アメリカ合衆国フロリダ州オーランドで開催された。2000年はユニバーサルスタジオフロリダの一角を貸切っての屋外開催で、灼熱の太陽と時折降るスコールという悪条件だったこともあり、翌2001年からは同じオーランドのローゼンプラザホテルのホールで開催されるようになった。
2000年~2002年までX部門が行われ、2003年以降はX部門としてひとくくりになっていた3A・4A・5A部門が独立した部門に。また、2002年にはAP部門が新設されている。

2014年以降は各開催国のヨーヨー競技団体が主催、IYYFが後援という形となり、ヨーロッパ→アジア→アメリカのローテーションで開催されている。

2015年は日本で初開催。場所は東京の秋葉原。参加人数、観客動員数は過去最高となった。

2020年は世界的な新型コロナウイルス感染拡大の影響により、ハンガリーのブダペストで開催される予定だったが中止となった。

2021年には初となるオンライン世界大会が開催された。オンライン世界大会で優勝した場合、正式な世界チャンピオンタイトルとはならないため、実質オンライン世界大会と世界大会は別の大会と位置付けられる。

2023年、コロナ禍で休止状態だった世界大会が、日本(大阪)で再び開催された。

歴代優勝者フリースタイル動画はこちら

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