リワインド渋谷店スタッフのアルです!
前回のウィッシュに続いて、第227回はLuftverkのプラスチック000です。
ラフトヴァークの「プラスチック000」は、その名の通り同社の「000(トリプルゼロ)」のプラスチックバージョン。「000」ゆずりのお手本のようなラウンドシェイプが特徴だ。先に発売されて好評を博した「プラスチックフルヴィア」と対になるような機種でもあり、実は「プラスチックフルヴィア」発売の時点ですでに「プラスチック000」は開発段階にあったという。
「プラスチックフルヴィア」同様、プラスチックとは思えないような使い心地と質感、そしてプラでありながら高級感も漂うオシャレなヨーヨーだ。質感の良さには理由があって、金型でボディを作った後に表面を旋盤で削り出していくという方法を取ることで、金属削り出しのメタルヨーヨーに近い精度の高さと表面のサラサラ具合を実現している。これはヨーヨージャムが得意としていた製法にリスペクトを込めて採用しているもので、プラヨーの可能性を最大限に引き出す贅沢な作り方と言える。
“Ultra-Minimalist Design”というコンセプトであった「000」の良さをそのまま引き継いで、無駄のないシンプルな作りが「プラスチック000」でも活かされている。直感的に使いやすい、振り続けたくなる、と思えるような性能と心地よさ。買い逃したら後悔するヨーヨーのひとつだと個人的には思うので、少しでも気になるならぜひ手に取ってほしい逸品だ。