リワインド渋谷店スタッフのアルです!
前回のMGBに続いて、第201回はDUNCANのヘイメイカーXです。
ここ最近、海外ではダンカンの勢いがすごい。今年開催されたEYYC(ヨーロッパ大会)ではチームダンカンのメンバーであるJakub Dolejš選手が1A部門と4A部門でダブル優勝を成し遂げたり、全米大会ではダンカンのヨーヨーの使用率が非常に高かったりと、創業から90年以上の老舗ブランドの躍進が止まらない。
そんな中、昨今のダンカンの流れとしては、既存モデルのブラッシュアップ版のリリースが目立つ。「グラスホッパーGTX」「オービタルGTX」「GTR-JS」など、どれも基となるヨーヨーがあった物で、それぞれ性能面に磨きがかかっている。「ヘイメイカーX」も同様の流れで、元々はバイメタルの「ヘイメイカー」というヨーヨーがあって、それが進化した物だ。
※現在販売されている「ヘイメイカー」は2022年に発売されたモノメタル。
「ヘイメイカーX」はステンレスリムの幅が広くなり、ガッツリとバイメタル感を味わえる競技志向の強いモデルへと大きな変化を遂げている。力強さと操作性の両立、そして程よい重量感で使う人を選ばないしっくりと来る安心感がある。トリックやコンボでの動かす瞬間、止める瞬間、あらゆる場面で挙動が安定するバランス感覚があり、もっと評価されて良いと個人的に思うヨーヨーだ。