リワインド渋谷店スタッフのアルです!
前回のハイドロジェンクラッシュに続いて、第190回はJapan Technologyのトレノです。
ジャパンテクノロジーのチームメンバーも大会で使用する「トレノ」は、六度の全米チャンピオンに輝いたブライアン・フィギュロア選手のシグネチャーオフストリングヨーヨー。…と商品ページに書いてあるが、ブライアン選手のことを知らないという人もいると思うので、まず彼の紹介からしていきたい。
ブライアン・フィギュロア(Bryan Figueroa)選手は、若いころから4A部門で頭角を現し、チームヨーヨージャムのメンバーとして活躍したプレイヤーだ。ヨーヨージャムが活動終了するまで同社の看板プレイヤーであった。また、“UNKNOWN”のオーナーであり、様々なブランドとコラボしてUNKNOWNエディションのヨーヨーもリリースしている。最近だとダンカン「フリーハンドONE」やシーシスヨーヨー「ダカーポ」のUNKNOWNエディションが記憶に新しい。デザイナーとしてキティストリングのロゴやカリフォルニア州大会のロゴなんかも手掛けている。
そんなブライアン氏のモデル「トレノ」は、彼自身が開発に携わり、オフストリング初心者から大会での使用まで幅広く愛されるヨーヨーだ。彼のシグネチャーモデルは過去にいくつかあったが、それらを経て洗練された印象がある。操作性、抜け感、重量感など、全体のバランスが程良くマッチし、遊べるヨーヨーであり戦えるヨーヨーでもある逸作として完成されている。