ヨーヨーファクトリー「キャッチ22」【ピックアップアイテムFROM渋谷店#172】

リワインド渋谷店スタッフのアルです!

『ピックアップアイテムFROM渋谷店』

前回のノブメカに続いて、第172回はYoYoFactoryのキャッチ22です。

ヨーヨーファクトリーの「キャッチ22」は、2008年にリリースされた同名のモデルの復刻版。ただの復刻ではなく、以前はアルミボディ+チタンリムだったのに対し、ボディ全体がチタンになり、(同社の「フレイム」のように)エッジ周りだけPOMを採用している。共通点と言えば、特徴的なフラットリムのHプロファイル形状やサイズ感は当時のものを再現している。

初代キャッチ22は、バイメタルヨーヨーの先駆けでもあり、なおかつリムにチタンを採用したことで大きな反響を呼んだ。今回、そのチタンを大幅に使いながら、エッジ周りだけPOMになっている所が良い仕事をしていて、ただ振っているだけではチタンヨーヨー?と疑いたくなるほど、とてもやわらかいフィーリングだ。しかしストリングがボディに当たる瞬間や、キャッチする瞬間はまぎれもなくチタンのヨーヨー。そしてヨーヨーその物のポテンシャルもやはりチタンヨーヨーだと実感できるハイスペックな仕上がり。

初代との共通点はパッケージにもある。米軍でも使用されている頑丈なペリカン社のケースに入っているのだが、これも初代と同じである。ヨーヨーがただのおもちゃではなく、大人の趣味として確立されている昨今だが、メーカーがこういった仕様のパッケージングで提供することは、とても意味があることだと思う。重厚なケースに入ったチタンのヨーヨー。それだけで浪漫があるし、一味違ったヨーヨーの楽しみ方ができる気がしてくる。

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この記事を書いた人

1997年のハイパーヨーヨーブーム初期からヨーヨーを続け、幅広い交友関係を持つ。ヨーヨーコレクター。元チームヨーヨージャムメンバー。2003年世界大会3A部門準優勝。上野ヨーヨー練習会主催者。音楽と散歩が好きでのほほんとした性格だが、一人でふらっとどこへでも、神出鬼没に日本各地や海外にも出向く行動派。あだ名は「アル」もしくは「アルちゅん」。

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