ハイドランジア「リシアンサス」【ピックアップアイテムFROM渋谷店#160】

こんにちは、リワインド渋谷店スタッフのアルです!

『ピックアップアイテムFROM渋谷店』

前回のコロッサス (SUS)に続いて、第160回はHydrangeaのリシアンサスです。

トルコキキョウ/ユーストマを意味する「リシアンサス (Lisianthus)」は、ハイドランジアが開発したオールステンレスのヨーヨーだ。初めて手掛けたステンレスモデル「ハオルシア」を経て、ステンレスヨーヨーの可能性を広げた結果、また違った方向性でのひとつの到達点に至ったと言える。花言葉である「優美」「すがすがしい美しさ」の通りのたたずまいでありながら、ひとたび振ればその内面にある秘めた力に驚くはずだ。あまり使わない言葉だけどあえて使う、「めちゃめちゃ使いやすい」。

一番の特徴は、その重量感。実重量ではなく、体感する重量だ。ステンレスという素材は比重が重い金属であるため、アルミのヨーヨーのように設計してしまうと重すぎて使い物にならなくなってしまう。ステンレスヨーヨーを世に送り出してきたヨーヨーメーカー各社は、各々の努力と工夫によって実用的な重量やサイズに落とし込んでいるが、リシアンサスはそこが特に高い次元で具現化されている。

実重量は68グラムと重ためなのに対し、振っている時はこの上なく軽く感じる不思議。リムは薄いのにスリープが伸びる意外性。そして何といってもバツグンの安定感。他のヨーヨーと比べても傾きにくさは段違いで、イーライホップを連続で何回行っても姿勢を維持する耐性は見事。また、インナーロックシステムを初導入し、軽量化と強度の確保を同時に行っているのも見逃せないポイント。至高のヨーヨーとはこうあるべきと言わんばかりの逸品だ。

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この記事を書いた人

1997年のハイパーヨーヨーブーム初期からヨーヨーを続け、幅広い交友関係を持つ。ヨーヨーコレクター。元チームヨーヨージャムメンバー。2003年世界大会3A部門準優勝。上野ヨーヨー練習会主催者。音楽と散歩が好きでのほほんとした性格だが、一人でふらっとどこへでも、神出鬼没に日本各地や海外にも出向く行動派。あだ名は「アル」もしくは「アルちゅん」。

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