ヨーヨーファクトリー「エッジアルティメイタム」【ピックアップアイテムFROM渋谷店#064】

こんにちは、リワインド渋谷店スタッフのアルです!

『ピックアップアイテムFROM渋谷店』

前回のミーアキャットに続いて、第64回はYoYoFactoryのエッジアルティメイタムです。

チームヨーヨーファクトリーのエヴァン・ナガオ選手と言えば、2018年の1A部門世界チャンピオンということで有名だが、自身のシグネチャーモデルがたくさんリリースされていることでもお馴染みだ。最初に出たエッジを筆頭に、エッジビヨンドウェッジ(PC)モンスターエッジポリエッジエッジレス等…どれも個性的なヨーヨーばかりだが、2019年末にリリースされたエッジアルティメイタムもエッジの効いた個性的なモデルだった。

見た目はモンスターエッジに似ているが、どちらかと言うとロックスターをぐーっと横に引き伸ばしたかのようなステップストレート形状の超ワイド機種。フルサイズのワイドボディということで、パッと見の印象は「デカい」に尽きる。これだけ迫力のある本体だが、以外にも重量は軽めで動かしやすい。エッジアルティメイタムは、この「動かしやすい」のが最大の武器で、ラウンド形状のヨーヨーのような動かしやすさとは違って、安定性を保ちながらササっと機敏に動くため、スピードにも乗せやすい。ブレインツイスターコンボ等、サマーソルト系の動きを高速で行う時の快感はエッジアルティメイタムならでは。

過去に、中国のメーカー「ゴッドトリックス」から「ソニックサイクロン」というヨーヨーが発売されたことがあった。幅広・軽量というコンセプトで、疾走するように動く軽い操作感が特徴だった。僕はエッジアルティメイタムを使った時に、そのソニックサイクロンを連想した。トリックやコンボをした時に、ヨーヨー本体が次のポイントまで一瞬で移動するような素早い動きが共通点だが、エッジアルティメイタムはその大きさ故に独自のフィーリングを生み出している。「大きさ」の陰に隠れた機動性や動きのスムーズさは、ヨーヨーが見た目やスペック上の数値だけでは測れないものだとと教えてくれる。

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この記事を書いた人

1997年のハイパーヨーヨーブーム初期からヨーヨーを続け、幅広い交友関係を持つ。ヨーヨーコレクター。元チームヨーヨージャムメンバー。2003年世界大会3A部門準優勝。上野ヨーヨー練習会主催者。音楽と散歩が好きでのほほんとした性格だが、一人でふらっとどこへでも、神出鬼没に日本各地や海外にも出向く行動派。あだ名は「アル」もしくは「アルちゅん」。

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