ヨーヨーファクトリー「ウィル」【ピックアップアイテムFROM渋谷店#111】

こんにちは、リワインド渋谷店スタッフのアルです!

『ピックアップアイテムFROM渋谷店』

前回のバイメタルに続いて、第111回はYoYoFactoryのウィルです。

2013年1A全国チャンピオンの德渕皓要選手が久しぶりに競技シーンへとカムバックした2020年。その年のJN(全国大会)でチームヨーヨーファクトリーへの加入と、シグネチャーモデルがリリースされることが発表された。そんなサプライズから程なくして彼のモデル「Will (ウィル)」はリリースされ、リワインド渋谷店では德渕選手本人を招いてリリースイベントを開催した。ウェブではすぐに色欠けするほどの売れ行きで、渋谷店でも在庫を多めに用意していたがハイペースで売れていき、イベント自体も好評だった。

ウィルの設計を手がけたのは、シャッターバイメタルプラグマの設計をしたことで知られるSUS YOYO MECHANICS。「意匠性に要求された性能を」というコンセプトの元、良い意味でヨーヨーファクトリーらしくない物になっているように思う。SUS YOYO MECHANICSは、積極果敢な姿勢と、プレイヤーの意見を汲み取る力が素晴らしく、シグネチャープレイヤーである德渕選手の意思(Will)を見事に具現化している

A7075のボディ+ステンレスリムの組み合わせのバイメタルヨーヨー。それ自体はたくさんあるが、ウィルはそんなバイメタルヨーヨーのポテンシャルを最大限引き出した、こだわりの詰まった最先端なヨーヨーだ。詳しい解説は本人によるレビュー動画を観るのが一番良いと思うので割愛させていただくが、個人的には一振りで衝撃を受けた。「ヨーヨーって進化してるんだな」と言うシンプルな感想しか出ないほど、ストレートに感性を刺激する完成度だ。

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この記事を書いた人

1997年のハイパーヨーヨーブーム初期からヨーヨーを続け、幅広い交友関係を持つ。ヨーヨーコレクター。元チームヨーヨージャムメンバー。2003年世界大会3A部門準優勝。上野ヨーヨー練習会主催者。音楽と散歩が好きでのほほんとした性格だが、一人でふらっとどこへでも、神出鬼没に日本各地や海外にも出向く行動派。あだ名は「アル」もしくは「アルちゅん」。

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