オリジナルスロー「オリジナルスローストリング」【ピックアップアイテムFROM渋谷店#102】

こんにちは、リワインド渋谷店スタッフのアルです!

『ピックアップアイテムFROM渋谷店』

前回のプラグマ(2020年版)に続いて、第102回はOriginal Throwのオリジナルスローストリングです。

ヨーヨーの使用感は使うストリングで大きく変わる。そう僕らも言ってきたし、実際に試したユーザーも納得するところだと思う。長らくキティストリング(Kストリング)がシェアの大部分を占めていたが、アノニマスソチ等の台頭で、選択肢は着実に増えている。そんな中、最近注目されているのはOTSことOriginal Throw String(オリジナルスローストリング)だ。現在、太さ違いで3種類リリースされているので、それぞれ紹介していきたい。

スリム:Kスト・ソチのノーマル相当の太さ
バインドが問題なく出来るのであればスリムは選択肢としてアリ。一番滑り具合は良くて、スラックやウィップも「飛ぶけど行きすぎない」絶妙な仕上がり。個人的には好きなフィーリングだった。
また、オフストリングやルーピングにも使える汎用性の高さがある。スリープを多用するようなルーピングトリックをする時は若干太いと感じるかもしれないが、単純にループやホップを練習するぶんには、しっかりと戻ってきてくるのでちょうど良いだろう。

ノーマル:Kスト・ソチのファット相当の太さ
一番クセのないバランス型と言えるだろう。他社のストリングと比較しても、総合力の高さはトップクラス。トレンドを抑えた少し太目の程よい太さで、滑りや飛び具合も良く、あらゆるトリックへの対応力が武器だ。やわらかくてしっとりとしているが、トリック中は狙った通りの動きをしてくれるためストレスなく使えるのが魅力。

ファット:Kスト・ソチのXL相当の太さ
ウェイトがあることで、フック系のトリックをやると一瞬ふわっと浮いた後に加速して一気にストリングに掛かりにくる。マリオカートで言うとクッパやドンキーコング。「ストリングによるプレイの後押し」を一番感じられるストリングと言えるかもしれない。出来ないトリックが急に出来るようになることもあり、ハマる人も意外と多いんじゃないかと思う。

オリジナルスローは公式のチームも抱え、世界中の名だたるプレイヤーをサポートしている。身近なところだと、リワインド渋谷店スタッフの羽角伊弦もチームメンバーだ。今後の活動にも注目してほしい。

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この記事を書いた人

1997年のハイパーヨーヨーブーム初期からヨーヨーを続け、幅広い交友関係を持つ。ヨーヨーコレクター。元チームヨーヨージャムメンバー。2003年世界大会3A部門準優勝。上野ヨーヨー練習会主催者。音楽と散歩が好きでのほほんとした性格だが、一人でふらっとどこへでも、神出鬼没に日本各地や海外にも出向く行動派。あだ名は「アル」もしくは「アルちゅん」。

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