ダンカン「ターニー」【ピックアップアイテムFROM渋谷店#057】

こんにちは、リワインド渋谷店スタッフのアルです!

『ピックアップアイテムFROM渋谷店』

前回のサイバークラッシュに続いて、第57回はDUNCANのターニーです。

チームダンカンに所属するOwen Ekblad選手のシグネチャーモデル「ターニー」。ダンカンの木製ヨーヨー「トーナメント」にデザインされていたロゴを踏襲したターニーのロゴを初めて見た瞬間、これはズルい!これだけで欲しくなる…。そう思われた方は僕以外にも一定数いるはずだ。Owen選手が初めて手にしたのがトーナメントだったため、ターニーのロゴもそのオマージュとして作られたそう。ダンカンのヨーヨーでヨーヨーを始めて、自身のシグネチャーモデルがダンカンから発売され、今回のこのロゴデザインが採用されたとなると、生粋のダンカンファンであろうOwen選手は最高の気分だったに違いない。

そんなOwen選手、アメリカ・ミシガン州在住のプレイヤーで、大きなコンテストでは全米大会5A部門で2位を2回経験しているほどの5A巧者だ。彼が実証している通り、ターニーはカウンターウェイトをするのにも良い機種かもしれない。コントロール性の高さが売りで、重量感もほどほどにあって大きく振り回しても耐えてくれる。ダンカンのキャンディーダイスや本家のキャンディーダイスプロなんかとの相性も良い。

個人的にもひとつ持っていて1A用に使っているが、良い意味でバイメタルらしくなく気張らない感じが好きだ。「引っ張られるくらいガッツリと回るバイメタルヨーヨーは疲れる」という意見を時々聞くし、僕自身もそう思う時もあるが、ターニーはその部分をクリアした「疲れないバイメタル」と言える。じゃあ全然回らないのかと言うとそうではなく、しっかりとバイメタルの恩恵を受けて回るし、スリープその物も決して短くない。使った感じが初代グラスホッパーに近くて、モノメタルに近いフィーリングのバイメタルモデルという、ハマる人にはハマる意外と稀有なヨーヨーだ。

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この記事を書いた人

1997年のハイパーヨーヨーブーム初期からヨーヨーを続け、幅広い交友関係を持つ。ヨーヨーコレクター。元チームヨーヨージャムメンバー。2003年世界大会3A部門準優勝。上野ヨーヨー練習会主催者。音楽と散歩が好きでのほほんとした性格だが、一人でふらっとどこへでも、神出鬼没に日本各地や海外にも出向く行動派。あだ名は「アル」もしくは「アルちゅん」。

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