CLYW「デューン」【ピックアップアイテムFROM渋谷店#055】

こんにちは、リワインド渋谷店スタッフのアルです!

『ピックアップアイテムFROM渋谷店』

第55回は前回のアキタに次いで同じCLYWのデューンです。

「砂丘」を意味するDUNEという単語がヨーヨーの名前になっている「デューン」は、CLYWチームメンバーのAnthony Rojas(アンソニー・ロハス)選手のシグネチャーモデル。ここ10年くらいのヨーヨーシーンを知っている人ならば、アンソニー選手と言えばCLYWの前に所属していたRecRevというメーカーのプレイヤーという印象が強いかもしれない。RecRevのヨーヨーは外周がラウンドのHプロファイル形状のヨーヨーが多く、Anthony選手が使用していた「オクターブ3」や「シリ―グース」あたりを振り返って見てみると、自身のモデル「デューン」の形状に行きつくのも頷ける。

デューンのスペックを見てみると、ほぼフルサイズだけどやや小さめ、くらいの直径55.69mm。幅は狭くもなく広くもなく、な42.34mm。そして重量は67.8g。標準的なサイズだが少し重ため、というヨーヨーだ。形状も幅広い層に受け入れられそうな感じなので、良く言えば万能機種、悪く言えば際立った個性のない機種と思われそう。しかし振ってみると数字だけだは分からないフィーリングの良さがあったりするのがヨーヨーの面白いところ。デューンもその例に漏れず、使い勝手の良い素直なフィーリングだ。

万能だけれど少し重ためというのがポイントで、トリックをしている最中もどっしりと構えて安定性を保とうとしてくれる。かと言ってその重量感が気になるほどではないので、すぐに慣れて馴染んでくると思う。大きな動きやイーライホップを多用しても姿勢が崩れにくく、どんなトリックをしてもストレスなくコントロールできる。CLYWのオーナーChris Mikulin氏がAnthony選手の意見を取り入れながら設計し具現化したデューンは、砂丘のように広がる果てなきトリック習得の後押しをしてくれるだろう。

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この記事を書いた人

1997年のハイパーヨーヨーブーム初期からヨーヨーを続け、幅広い交友関係を持つ。ヨーヨーコレクター。元チームヨーヨージャムメンバー。2003年世界大会3A部門準優勝。上野ヨーヨー練習会主催者。音楽と散歩が好きでのほほんとした性格だが、一人でふらっとどこへでも、神出鬼没に日本各地や海外にも出向く行動派。あだ名は「アル」もしくは「アルちゅん」。

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