ヨーヨーファクトリー「プラグマ(2019)」【ピックアップアイテムFROM渋谷店#053】

こんにちは、リワインド渋谷店スタッフのアルです!

『ピックアップアイテムFROM渋谷店』

第53回はヨーヨーファクトリーのプラグマ(2019)です。

ヨーヨーファクトリー「シンギュラリティ」に続く羽角伊弦選手のシグネチャーモデル第2作目の「プラグマ」は、前作とうって変わってズシリと重さを感じる重量感のあるヨーヨーとなっている。Theバイメタルヨーヨー!と言わんばかりの強靭な回転力を持ち、横揺れにも耐える抜群の安定感、そしてワンスローでどこまででもコンボを繋げられるようなスリープ力を兼ね備えている。

スペックだけ見る限りシンギュラリティと相反するようではあるが、両機種に共通するのはボディとリムの隙間に空間がある中空構造になっている点。この隙間があるからなのか、プラグマも重量の割にスピードに乗せやすく、意外にもスムーズな動きをしてくれる。シンギュラリティで「走りすぎ」てしまうと感じる人にとっては、プラグマは程よくスピードに乗り、止める所ではピタッと止まってくれるような感じなので、プラグマの不思議な重量バランスは新鮮に感じるかもしれない。

シンギュラリティの上位互換ではなく、プラグマはまったく別の進化を遂げていると言える。パワーに関しては他のあらゆるヨーヨーをも凌ぐほど優れている。ステンレスリムの占める割合が増えている分、振った瞬間に伝わって来るフィーリングはとても力強く、FATでいながらエレガント。最近、リワインド渋谷店でやるようになったワンスローコンテストなんかではダントツでそのパフォーマンスを発揮してくれるだろう。もちろん、もっと大きな大会、それこそ世界大会でも、プラグマは頼もしい武器となるはずだ。

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

1997年のハイパーヨーヨーブーム初期からヨーヨーを続け、幅広い交友関係を持つ。ヨーヨーコレクター。元チームヨーヨージャムメンバー。2003年世界大会3A部門準優勝。上野ヨーヨー練習会主催者。音楽と散歩が好きでのほほんとした性格だが、一人でふらっとどこへでも、神出鬼没に日本各地や海外にも出向く行動派。あだ名は「アル」もしくは「アルちゅん」。

目次