CLYW「ベアトラップ」【ピックアップアイテムFROM渋谷店#047】

こんにちは、リワインド渋谷店スタッフのアルです!

『ピックアップアイテムFROM渋谷店』

第47回はCLYWのベアトラップです。

「熊の罠」と名付けられたCLYWの新機種は、サイドフェイスが特殊な構造となっている。中央が空いたリング状のキャップをはめ込んだような見た目が特徴で、名前の由来も納得の異彩を放つヨーヨーだ。ただ、このベアトラップのすごい所は、後付けのキャップではなく、ひとつの金属を切削して出来たワンピース構造だということ。つまり、本体とキャップのような部分が完全に一体となっているのだ。

サイドフェイスにばかり注目が行きがちだが、ベアトラップのもうひとつの特徴として、CLYWを代表する名機「チーフ」のプロファイルを踏襲していることが挙げられる。実戦向きなヨーヨーとして人気の高かったチーフの形状をほぼそのまま採用することで、ベアトラップが単なるコンセプトモデルではなく実用性も兼ね備えた物となっている。チーフのアナザーバージョンと呼んでも良いくらいの出来だ。

個人的に、見た目の先入観で「重そうだな」と思っていたが、使ってみると意外とそうでもなく程よいウェイトバランスで扱いやすい。渋谷店のお客様の反応を見る限り、むしろ「軽い」と言う意見もある。設計によるものなのか、中空構造のヨーヨーにも似た雰囲気でありながら自在に動かすことの出来る使用感が気持ち良く、他のヨーヨーにはない独自のフィーリングを生み出している。まさに奇抜さと性能の高さを両立した、CLYWの意欲作であることがうかがえる。CLYWファンでなくとも使って欲しい一作。

 

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この記事を書いた人

1997年のハイパーヨーヨーブーム初期からヨーヨーを続け、幅広い交友関係を持つ。ヨーヨーコレクター。元チームヨーヨージャムメンバー。2003年世界大会3A部門準優勝。上野ヨーヨー練習会主催者。音楽と散歩が好きでのほほんとした性格だが、一人でふらっとどこへでも、神出鬼没に日本各地や海外にも出向く行動派。あだ名は「アル」もしくは「アルちゅん」。

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