【ヨーヨープレイヤー紹介#002】エヴァン・ナガオ (Evan Nagao)

ヨーヨープレイヤー紹介ブログ、第1回の中村名人の次は、エヴァン・ナガオ選手です。

■エヴァン・ナガオ (Evan Nagao)

アメリカ、ハワイ州ホノルル出身。1996年5月3日生まれ。チームヨーヨーファクトリーメンバー。主なスタイルは1Aですが、2016年MERでは3A部門で優勝した経験もあるマルチな才能の持ち主です。自身のシグネチャーモデルはエッジウェッジPCエッジビヨンドポリエッジコオラウエッジモンスターエッジエッジレスエッジアルティメイタムなど多数。

エヴァンの父であるアラン・ナガオ氏は、スポーツカイト(競技用の凧)の元世界チャンピオンで、90年代にヨーヨーを世界中でヒットさせた仕掛け人でもありました。2000年代前半までホノルルにあったカイトショップ「HPK(ハイパフォーマンスカイト)」のオーナーであり、そのHPKから生まれたチーム、THP(チームハイパフォーマンス)の創始者でもあります。THPには中村名人やアレックス・ガルシア等のトッププレイヤーが所属し、世界一のプロスピナー集団とも言われた名門チームでした。

そんなヨーヨーに囲まれて生まれ育ったエヴァンが初めてヨーヨーに触れたのはなんと1歳の時で、3~4歳の時にはすでに両手でダブル・ループが出来ていたそう。6歳頃、一度ヨーヨーから離れてしまいますが、2009年にヨーヨーファクトリーのバインドヨーヨー「カリフォルニア(初期型)」を手にしたのをきっかけに、再びヨーヨーをするようになります。その後は休息期間も挟みながら、2014年に本格的に競技へ参加するように。その後の活躍で少しずつ順位を上げていき、大きなコンテストでも入賞するようになります。

2018年にはついに世界大会1A部門で優勝を果たしますが、その後2019年世界大会で準優勝になったのを最後に大会引退を宣言。ファンも多かったことから惜しまれながらの引退でしたが、ヨーヨーそのものを辞めた訳ではなく、引退後も彼のSNSにトリック動画をアップしています。現在は地元ハワイを拠点に音楽活動をしています。

主なタイトル:
2019年世界大会1A部門2位
2018年44CLASH 1A部門6位
2018年全米大会1A部門優勝
2018年世界大会1A部門優勝
2018年PNWR 1A部門4位
2017年全米大会1A部門優勝
2017年世界大会1A部門6位
2017年BAC 1A部門6位
2017年ヨーロッパ大会 1Aオープン部門優勝
2016年世界大会1A部門14位
2016年カリフォルニア州大会1A部門4位
2016年PNWR 1A部門優勝
2016年MER 3A部門優勝
2016年MER 1A部門2位
2016年ウエストコースト大会1A部門2位
2015年全米大会1A部門5位
2014年全米大会1A部門6位
2014年ウエストコースト大会1A部門5位
2010年カリフォルニア州大会1A部門10位

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この記事を書いた人

1997年のハイパーヨーヨーブーム初期からヨーヨーを続け、幅広い交友関係を持つ。ヨーヨーコレクター。元チームヨーヨージャムメンバー。2003年世界大会3A部門準優勝。上野ヨーヨー練習会主催者。音楽と散歩が好きでのほほんとした性格だが、一人でふらっとどこへでも、神出鬼没に日本各地や海外にも出向く行動派。あだ名は「アル」もしくは「アルちゅん」。

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