各スペックの説明
メーカー
どこのメーカーから販売されているかが記載されています。
シリーズ
各メーカー固有のシリーズ名が記載されています。
シグネチャー
監修モデルの監修者の名前を記載しています。多くの場合はこのシグネチャー主の好みのトリックやプレイが行いやすいように設計されています。ちょっと変わったアイディアや、カラー、コラボ企画などの場合もここに名前を記載する場合があります。
スタイル
どのプレイスタイルに向いているかが記載されています。
スタッフの判断とメーカー公表スペックを考慮し、振り分けられています。
各スタイルについてはこちら
- 初心者向け
初めてヨーヨーをやってみる、という方にオススメのヨーヨー達です。こちらでは、さらにわかりやすくオススメを紹介しています。
- ストリングトリック(1A, 3A, 5A)
主に、ストリングトリックというスタイルに向いたヨーヨーを表示します。
- ルーピングトリック (2A)
主に、ルーピングトリックというスタイルに向いたヨーヨーを表示します。
→ルーピングトリック向けヨーヨーはこちら
- オフストリング (4A)
オフストリング専用の機種を表示します。基本的に、通常のストリングトリック・ルーピングトリックには不向きなヨーヨーが多く、専用というだけあって、オフストリングでの使用のみを想定して作られているものがほとんどです。
→オフストリング向けヨーヨーはこちら
- スリープ特化
スリーパー(ロングスリーパー)特化型のヨーヨーを表示します。いかにスリーパーを長く続けられるかどうかを目的に作られたヨーヨーたちです。スリーパーに特化しすぎたため、、通常のプレイには不向きな上、怪我をする可能性もある、取扱には注意が必要なヨーヨーです。
- コレクションモデル
コレクション用のヨーヨーを表示します。飾ったり集めたりすることを目的として作られているものを主とし、外観に特徴があるもの、歴史やストーリーに特化したもの、揃えることに意味があるものが該当します。特性を理解して使用することはできますが、近代のトリックは行いやすくない場合がほとんどです。歴史の古い、クラシックなモデルもこちらに。
対象年齢
パッケージに記載された、メーカー指定の対象年齢が記載されています。
ブランド国
販売しているメーカーが、どこの国のものかが記載されています。
重さ (g)
パッケージを開けてすぐ(新品)のヨーヨーの重量です。重いと回転力が強く、姿勢の安定感が高くなりやすく、軽いと少しの力で動かしやすく、疲れにくい傾向があります。ストリングは外して計測しています。組み立てが必要なヨーヨーは、組み立てて計測しています。通常、小数点第1位までが記載されています。カラーや生産ロット、個体差によって重量差がある場合がありますが、極力最新ロットの平均的な重量を記載するよう心がけています。当店での計測値で、メーカー公表値とは異なることがあります。
スタイル | 平均的と言われる重量 |
---|---|
1A | 63~66 |
2A | 50~53 |
3A | 65~68 |
4A | 76~81 |
5A | 64~67 |
平均と言われる値はあくまで当店のデータと傾向から算出したものです(2022年)。実際には素材構成や設計で重量感は感じ方が異なります。最初にヨーヨーを選択するときの目安としてご利用ください。
直径 (mm)
パッケージを開けてすぐ(新品)のヨーヨーの直径です。直径が大きいと回転力が強くなり、安定感が高くなる傾向があり、小さいとコントロールしやすく、トリック中に隙間を通しやすくなる傾向があります。通常、小数点第2位までが記載されています。当店での計測値で、メーカー公表値とは異なることがあります。ノギスを使用して計測しているため、若干の誤差がある場合があります。
スタイル | 平均的と言われる直径 |
---|---|
1A | 55~57 |
2A | 57~59 |
3A | 57~59 |
4A | 72~75 |
5A | 52~56 |
平均と言われる値はあくまで当店のデータと傾向から算出したものです(2022年)。実際には行うトリックの好みやプレイフィーリングで選ばれています。最初にヨーヨーを選択するときの目安としてご利用ください。
本体幅 (mm)
パッケージを開けて、ボディを一番閉めた状態のヨーヨーの幅です。幅が広いとストリングにヨーヨーが乗せやすく、狭いと余分なストリングに引っかかることなくプレイできます。通常、小数点第2位までが記載されています。ボディの端から端で計測しているため、特殊な形状のものはかなり本体幅が広く計測される場合もあります。下のトラピーズ有効幅と合わせて参考にしてください。当店での計測値で、メーカー公表値とは異なることがあります。
スタイル | 平均的と言われる幅 |
---|---|
1A | 44~45 |
2A | 32~36 |
3A | 40~43 |
4A | 58~64 |
5A | 43~45 |
平均と言われる値はあくまで当店のデータと傾向から算出したものです(2022年)。実際には行うトリックの好みやプレイフィーリングで選ばれています。最初にヨーヨーを選択するときの目安としてご利用ください。
トラピーズ有効幅
トラピーズ(ムーンサルト)をしたときにストリングがかかる幅です。本体中央から地面と平行になるところまでを計測しています。通常、小数点第1位を四捨五入して記載されています。目安として、本体幅と合わせて参考にしてください。当店での計測値で、メーカー公表値とは異なることがあります。
ボディ形状
ヨーヨーのカタチ(形状・シェイプ)が記載されています。人間でいう「顔の輪郭」のようなものです。ボディ形状の種類についてはこちら。
ボディ素材
ヨーヨーのボディの素材が記載されています。プラスチック(ポリカボ/ABSほか)、セルコン(ジュラコン)、アルミニウム・ジュラルミンなど。一般的に硬い素材のほうが競技向けの設計にしやすく、プラスチックや柔らかい素材は、プレイフィーリングを楽しんだり、気軽に扱えるものが多い傾向です。
ヨーヨーによく使われる素材(ザクっとした説明)
- プラスチック(ポリカボ/ABSほか)- 多くがポリカボ。硬い、透明感のあるプラスチック。
- セルコン (ジュラコン) – POMとも言われる。柔らかいフィーリングになる傾向がある。
- A6061 – 最も一般的にヨーヨーに使われる合金。硬い。
- A7075 – A6061より硬く、わずかに比重の高い(重い)合金。
- A7068 – A7075より強度が高い合金
- チタン – かなり重くて硬い。そして高い。高級モデル、ハイエンドモデルによく使われる
- ステンレス – 更に重くて硬い。重すぎるのでリムによく使われる。
リム種類・素材
ヨーヨーの「外周部分(リム)」に、ボディとは別にパーツ(ウェイト)が取りつけられている場合、その素材が記載されています。リムとボディ素材の重量差をつけ、軽い重量でも回転力を高くすることができる「バイメタル」に用いられ、競技シーンで主流。よく使われるのはアルミ合金+ステンレスリムだが、プラスチックボディやチタンボディと組み合わせられることも。
ベアリング・軸の種類
ヨーヨーの中央にあるパーツ(ベアリング・軸)の種類が記載されています。多くのヨーヨーが「ボールベアリング」を搭載しており、ボールベアリングにも形の違いでフィーリングの違いや、トリックの行いやすさなどの差があります。「軸」とは、アクセルのことを指します。
ベアリング・軸の種類について、さらに詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
ベアリングサイズ
ボールベアリングの機種の場合、ここにサイズが記載されます。交換用のベアリングをお求めの場合は、このサイズが合うかどうかを注意してください。ベアリングではない場合や、そのヨーヨー固有の種類・サイズの場合は、なにも表示されません。今最も一般的なサイズは「サイズC (大径)」で、ほとんどがこのサイズです。
レスポンスシステム(サイズ)
レスポンスシステムの種類、もしくはサイズが記載されています。レスポンスシステムがパッド(ステッカー)の場合、交換用のパッドのサイズは、ここを参考にしてください。現在ほとんどのパッド搭載モデルのパッドサイズは「スリムサイズ」ですが、パッドはヨーヨーごとに使えるものが異なりますので、交換用がどのパッドなのかわからない場合は、使用機種をお書き添えの上、こちらまでお問い合わせください。また、レスポンスシステムの種類の紹介はこちら。
分解
分解可能かどうかが記載されています。「可能」のものは、ボディを(上から見たときに)左へひねることによって分解できます。現状ほとんどのモデルが分解可能で、競技向けに作られているものはほぼ100%分解できますが、まれにコレクションモデルなどで分解不可のものもあるので油断は禁物です。
スペーサー
ボールベアリングの機種の場合、どのタイプのスペーサーが使われているか掲載されています。スペーサーを使用していない機種の場合「なし」となります。
バインド
バインドが必要なヨーヨーかどうかが掲載されています。バインドをすることを前提にセッティングされているヨーヨーのことを「バインド仕様」のヨーヨーと言います。
- 通常引き戻し
上げ下げ(グラビティプル)のできる、多くの人が想像する「普通の」ヨーヨー。「クイッと手を引けば戻ってくる」ヨーヨーのこと。初心者向けのものやルーピングモデルが該当します。オフストリングモデルもストリングを装着すれば引き戻しになるものが多く、該当します。
- バインド推奨
初期状態で引き戻しだが脱脂すればバインド状態になる / 引いても戻ってくるがバインドで戻す方がおすすめなモデルなどです(2020年現在ほとんどありません)
- バインド必須
初期状態からバインド仕様での使用を想定している機種のこと。ストリングトリック向けのヨーヨーのほとんどすべてがこちらに該当。現在の主流です。中には強く引けば戻ってくる機種もあります。
- 調整可能
ヨーヨー本体が持つ機能(ダイヤル調整など)のみで、引き戻し仕様とバインド仕様が切り替えれる機種のこと。現状ほとんど存在しません。
表面加工
表面がサラサラになっているものは、ここに「サラサラ加工」と掲載されます。写真だと表面がどのようになっているかが分かりにくいため、掲載しています。
メンテナンス
ヨーヨーのメンテナンス(お手入れ)方法が記載されています。多くのヨーヨーがストリングやパッドの交換のみで十分ですが、中にはベアリングへの定期的なオイル注入が必要なモデルもあります。また、ヨーヨーによっては特殊なメンテナンスが必要なこともあり、その場合はできるだけこの欄か、商品説明に記載するようにしています。
機能・ギミック
ヨーヨーに何か特殊な機能・ギミックが搭載されていると、ここに記載されます(LED発光など)。ない場合は表記されません。