
引き戻しビギナーモデルとして大人気のワンスター。実は、自身の成長に合わせて段階的にアップデートすることで、無理なく楽しんでレベルアップすることができます。
ワンスターを選んだ方の中には「いきなり引いて戻らないバインドなんて怖い・・・」「よくわからないからまずは昔からあるヨーヨーに近いもので・・・」
と思われている方もいるかもしれません。
ワンスターは、そんなバインドを、無理なく習得するための「練習機」としてもうってつけ!
上達に合わせてヨーヨーも徐々にアップデートしていき、トリックをマスターしていきましょう!
Step1.ヨーヨーをセッティングしよう。
まずはヨーヨーの準備をしましょう!ヨーヨーの準備の仕方については、より詳しく解説しているページがあるのでそちらをご覧ください。
Step2.スロー&キャッチ~スリーパーをマスターしよう!
準備ができたらいよいよプレイ!
超重要なトリック「スリーパー」をマスターしよう!
まずは、下で空転する秒数を気にせず下に正しく投げてキャッチする「スロー&キャッチ」を覚えよう!
キャッチまでできるようになったら、いよいよ長く空転させるスリーパーに挑戦!
最初は5秒、次は10秒・・・と、徐々に長く空転させる練習をしましょう!
最初のセッティングの状態で「10秒は余裕!」となったら、いよいよヨーヨーもアップデート!次はいよいよ最新ヨーヨーの代名詞「バインド」に挑戦します!
Step3.ベアリングを交換しよう!
ここまで習得できた方は、初期搭載の薄めのベアリングを厚めのベアリングに交換してみましょう!
エレベーターなどのトリックはバインド仕様のヨーヨーのほうが簡単に習得できます。
ワンスターのセットをご購入いただいた方には、パッド(白いシリコンのリング)と厚めのベアリングが付属しています。
セットをご購入でない方はベアリングとパッドを別途ご購入ください


まずは、このベアリングを厚めのものと交換してみましょう!


この状態になると、強く引くと戻ってくることはありますが、基本的にはバインドで戻すセッティングになり、空転の時間も数倍にアップします。
まずはこのセッティングでバインドに挑戦しましょう!
できない!と感じてもまずは10トライ!徐々にできそうな気がしてくるはず!
成功したらこの状態で、長いスリープのほうが有利なトリックに挑戦してみましょう!
どうしてもバインドが難しい・・・という方は、ベアリングをまたうすめのものに交換すれば、引いて戻るようになります。
引いて戻るセッティングで基本の投げ方や、以下のページのAのトリックなどを再度練習し、自信がついたらまたベアリングを交換してバインドに挑戦しましょう!
ブレインツイスターのようなトリックは、バインドをマスターして挑戦したほうが簡単に習得できますので、ぜひここまでにはバインドを習得することをおすすめします。
Step4. パッドを交換しよう!
実はこの時点では「完全なバインド仕様」のヨーヨーではなく、まだまだ隠された力を発揮できていない状態になります。
バインドにはもう慣れた!という方は「パッド」も交換してみましょう!
現時点では、片方のパッドが溝からはみ出ている状態だと思います。

この状態ではバインドは簡単に戻ってきやすくなっていますが、さらに上級トリックに挑戦する際は引っかかって回転が落ちてしまいます。
このパッドを両面うすいものにすることで、バインドヨーヨーの本領を発揮することができます。
ここまでしっかりバインドができるようになったなら、思い切ってパッドも交換してみましょう。

※ここまでしっかり練習していれば、どちらのパッドも少しはすり減っているはず。うすいほうのパッドも一緒に交換してしまいましょう。
注:パッドを交換したらバインドでヨーヨーが戻らなくなった/戻りにくくなったという方は
今までは「戻りやすい」ヨーヨーで練習していたため、軽めのバインドでも戻ってきていました。
もし、戻りにくくなったと感じたら「しっかりとしたバインド」を心掛けましょう。
Point1:右手と左手の高さが同じくらいの位置からバインドを始める。

→利き手のほうが高い位置からバインドを始めると、ひっかかりが弱くなります。両手の高さが同じぐらいの位置からバインドを始めましょう。
それでも戻りにくい場合は、利き手のほうが高い位置からバインドを始めてみましょう。
Point2:ストリングをつまもう

→利き手でないほうの指でストリングをしっかりつまんでバインドをやってみましょう!
ここまでくればバインドマスター
ここまでバインドができるようになれば、自信をもってバインドヨーヨーを使えます!
バインドができるようになることで、挑戦することができるトリックは何十倍にもなります。
ぜひ更に上級トリックにも挑戦してみてください。
また、現在のヨーヨーシーンにおいて、ストリングトリック向けのヨーヨーはほとんどすべてがバインドでの使用を想定しています。
ぜひバインドをマスターして、高性能ヨーヨーを使いこなしてください!