リワインド渋谷店スタッフのアルです!
前回のターボグラインドマシーンに続いて、第238回はヨーヨーファクトリーのアンチモノです。
センスヨーヨーの「アンチモノ」は、ちょっと変わったヨーヨーだ。当店の商品ページの冒頭にはこう書いてある。
“メタルボディをプラスチックで包んだ、めずらしい構成のマルチマテリアルヨーヨー。”
そう、フルメタルでもモノメタルでも金属リムモデルでもない、独自のメタル+プラ構造の特殊なボディをしているのだ。金属部分が本体のメインであることから、メタルヨーヨー扱いではあるが、一言でメタルヨーヨーと言いいきれない異端児だ。
異端児とは書いたが、使用感は至って素直というべきか。手に取った瞬間からプレイ中まで快適で、イロモノと言ったものではなく、シンプルに使いやすい。根幹はメタルなので、幅広いトリックを行うことができるが、ストリングや手が触れる部分はプラスチックなので、フィーリングとしてはプラヨーに近い。その奇妙なアンバランスさの中にある特異なバランス感覚、それこそが「アンチモノ」の持つ魅力だろう。
このヨーヨーのもうひとつの魅力は、ルックス、つまり見た目の良さもあるだろう。金属部分とプラスチック部分で素材が異なるため、当然カラー展開も独自のものになっている。一部POM素材バージョンもあったり、素材感と配色のバランスを楽しめるというのも大きなポイント。他には無いタイプのヨーヨーなので、新しいフィーリングを体感できる貴重な機種として多くの方にオススメしたい。