ヨーヨーファクトリー「ターボグラインドマシーン」【ピックアップアイテムFROM渋谷店#237】

リワインド渋谷店スタッフのアルです!

『ピックアップアイテムFROM渋谷店』

前回の謙信(ケンシン)に続いて、第237回は‌ヨーヨーファクトリーのターボグラインドマシーンです。

ヨーヨーファクトリー初期のメタルヨーヨー「グラインドマシーン」がアップデートされて「ターボグラインドマシーン」として登場。「グラインドマシーン」という名前のプラスチック版モデルも過去にあって、そちらは「プラグラ」なんて呼ばれ方をしていたが、今となっては懐かしい話。今作は、あくまでメタル版のほうをベースにモデルチェンジされた物で、実はいろんな歴史的背景の詰まったヨーヨーなのだ。

今作では、何と言ってもブレーキパッドレスポンス(コルクスターとかコルクパッドと呼ばれることも)を採用していることが大きな特徴。これはヨーヨーファクトリーの社長であるヨーハン氏が考案したレスポンスシステムで、元々プレイマックスというメーカーのデモンストレーターとして有名だった彼が、1990年代にプレイマックス社のヨーヨーに搭載していたものを2023年のヨーヨーに採用するというところにグッとくる。(その間にも「フレイムウイング」など、いくつか採用された機種があることはある)

そして、キャップが付属しているのもポイント。これは「ヨーヨーにはキャップがあるもの」とされていた空気感を、そのまま継続していた2000年代初期~中期…まさにオリジナル版の「グラインドマシーン」のテイストを蘇らせることのできるギミック。そして、サイズAベアリングで引き戻しがデフォルトというオールドスクールな雰囲気満載の仕様。「ターボバンブルビー」から由来されていると思われるターボという単語を冠した名前。今だからこそ、こんなヨーヨーがあっても良いよね、と思わせてくれる原点回帰かつ新鮮さもあるヨーヨーだ。

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この記事を書いた人

1997年のハイパーヨーヨーブーム初期からヨーヨーを続け、幅広い交友関係を持つ。ヨーヨーコレクター。元チームヨーヨージャムメンバー。2003年世界大会3A部門準優勝。上野ヨーヨー練習会主催者。音楽と散歩が好きでのほほんとした性格だが、一人でふらっとどこへでも、神出鬼没に日本各地や海外にも出向く行動派。あだ名は「アル」もしくは「アルちゅん」。

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