マウル「新型M」【ピックアップアイテムFROM渋谷店#112】

こんにちは、リワインド渋谷店スタッフのアルです!

『ピックアップアイテムFROM渋谷店』

前回のウィルに続いて、第112回はMowlの新型Mです。

マウルのフラッグシップモデル「M」が2020年に生まれ変わった。マウルの顔とも言える初代Mは、「発売から5年経った後でも振っていて気持ち良さが感じることが出来るヨーヨー」というメーカーのコンセプト通り、色褪せることなくその人気をキープし続けてきた。そのニューバージョンとあって期待値は高かったが、期待を越えて僕らの元へやってきた。

さて、新旧でどう変わったのか?ざっくりとスペックだけ比べてみると以下のようになる。

M (New) M (Old)
重量: 66.0g 67.3g
直径: 55.32mm 55.47mm
本体幅: 42.45mm 43.61mm

直径はほぼ変わらず。重量は少し軽くなり、幅は若干狭くなっている。
形状は同じように見えて意外と全然違う。もちろん、重量配分も大きく変わっている。

使用感にもはっきりとした違いが表れ、より敏捷性が高まりスマートになった印象。どっしりと腰が据わっているような旧型もそれはそれで良かったが、新型の方が一皮むけたような感じで、定番としての良さを失わずにトレンドをうまく取り入れている。これは焼き直しではなく全くの別物だ。

いつ使っても使いやすいく、古臭さを感じず、飽きの来ないヨーヨー…と、完成されている物をモデルチェンジするのは想像以上に大変で勇気のいる大きな決断だったと思うが、結果として新型Mは多くのユーザーに受け入れられた。リワインド渋谷店での先行リリースではたくさんの人に手に取って頂けて、ウェブでの売れ行きも好調だ。価格も安くなり、クラウンやシャッター等に並ぶ価格帯になったことで、マウルの入門機種としても、メーカー関係なく全てのヨーヨーの中から最初に選ぶメタルヨーヨーとしても選択肢に入ってくる。新しくなったMは今後も新風を吹き込むだろう。

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この記事を書いた人

1997年のハイパーヨーヨーブーム初期からヨーヨーを続け、幅広い交友関係を持つ。ヨーヨーコレクター。元チームヨーヨージャムメンバー。2003年世界大会3A部門準優勝。上野ヨーヨー練習会主催者。音楽と散歩が好きでのほほんとした性格だが、一人でふらっとどこへでも、神出鬼没に日本各地や海外にも出向く行動派。あだ名は「アル」もしくは「アルちゅん」。

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