トップヨー「モジョ」【ピックアップアイテムFROM渋谷店#078】

こんにちは、リワインド渋谷店スタッフのアルです!

『ピックアップアイテムFROM渋谷店』

前回のセントエルモに続いて、第78回はTOPYOのモジョです。

最近のヨーヨーに興味を持った人が最初に驚くのは、手を引いてもヨーヨーが戻ってこない「バインド」という仕組み。ヨーヨーをまったく触ったことのない人はもちろんのこと、コカコーラヨーヨー世代やハイパーヨーヨー世代で、ある程度ヨーヨーを触れてたことのある人でさえも、その進化に一驚を喫する。そんなバインドヨーヨーを使ってみたいと思うのは自然なことで、最初にどのヨーヨーを選べば良いか…悩む人は多いだろう。
「バインドヨーヨーがほしい。けどお金はかけたくない。いきなり高価な物は手を出しにくいけど、バインドヨーヨーにトライしてみたい。」…トップヨーのモジョは、そんな声に応える安価で性能も良いバインドヨーヨーのひとつだ。

現在販売中のプラスチック(金属ウエイトのない単一プラスチック)のバインドヨーヨーと言えば、リプレイプロアンチドートプルミエールビッグディッパーなどがあるが、それらと比べてもモジョは引けを取らない。もちろんそれぞれの良さがあり、トリックに応じた向き不向きがある。プレイヤーの好みによっても選択肢は変わってくるが、モジョは初バインドヨーヨーとしても、気がるに遊べるヨーヨーとしても、もっと幅広い層に支持されて良いヨーヨーだと思う。頑丈なこともあり壊れにくいので、コストパフォーマンスの高さはトップクラスだ。

プラスチックヨーヨーは、メタルヨーヨーに比べて全般的にやわらかいフィーリングだと言われる。しかし、個人的見解だが、モジョは割と硬質で密のあるフィーリングに感じられる。その理由としては、中心の金属部品の剛性がしっかりとしていることと、プラスチックの塊がギュッと凝縮され、外周をかなり肉厚に盛っているからかもしれない。そのソリッドな感じが持ち味で、プラスチックヨーヨーであっても力強く回り、軟弱さを感じさせない。

もちろん、メタルヨーヨーに比べたら性能は劣るし、練習効率やバインドの習得にかかる時間の早さを考えたらメタルヨーヨーを選んだ方が圧倒的に良い。モジョはあくまでもプラヨーの中での選択肢…ということではあるが、渋谷店で普段お客様と接する時に、意見を聞きながらモジョをオススメする機会も少なくない。少し影の薄い存在ではあるが、意外と「安いだけ」じゃない期待以上のパフォーマンスを発揮してくれる良いヨーヨーだ。

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この記事を書いた人

1997年のハイパーヨーヨーブーム初期からヨーヨーを続け、幅広い交友関係を持つ。ヨーヨーコレクター。元チームヨーヨージャムメンバー。2003年世界大会3A部門準優勝。上野ヨーヨー練習会主催者。音楽と散歩が好きでのほほんとした性格だが、一人でふらっとどこへでも、神出鬼没に日本各地や海外にも出向く行動派。あだ名は「アル」もしくは「アルちゅん」。

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