ターニングポイント「セントエルモ」【ピックアップアイテムFROM渋谷店#077】

こんにちは、リワインド渋谷店スタッフのアルです!

『ピックアップアイテムFROM渋谷店』

前回のフリーハンドALに続いて、第77回はTURNING POINTのセントエルモです。

「シグネ買い」という言葉も存在するほど、有名プレイヤーのシグネチャーモデルを贔屓に購入する人は結構多い。それが、誰もが憧れるようなカリスマ的存在ならなおさらだ。ターニングポイント(以下、TP)の「セントエルモ」は、言わずと知れた世界チャンピオン、松浦豪(マツウラタケシ)選手のシグネチャーモデルで、彼のシグネというだけで期待値が上がるのは僕だけではないと思う。そもそもTPのヨーヨーというだけで品質は保証されているようなものだが、セントエルモはその期待を裏切らない素晴らしいヨーヨーだ。

セントエルモは発売以降、リワインドウェブ本店でも渋谷店でも人気機種としてロングセラー商品となっている。どのメーカーも共通して、ラインナップがどんどん移り変わっていくため、1年後に同じヨーヨーが手に入ることの方が珍しい。TPのヨーヨーは、正式に「絶版です」とメーカーがアナウンスすることは稀で、数年経って再生産されることもしばしば。そんな中、セントエルモは発売から2年ものあいだ継続的に売れ続け、再生産され、新色が誕生し続けている。TPのヨーヨーでどれも人気が高いが、セントエルモは特に愛用者の多い機種だ。

ここまでバランスの良いヨーヨーはなかなか無いと思うくらい、非常に完成度が高く、あらゆるトリックに対応する万能型のセントエルモ。元々はパルピテイションのモノメタル版なので、もうそれだけで性能の高さは折り紙付き。TPらしさの光る設計により、手堅いけどスマート。パワーとコントロール性能を両立し、安定した挙動でユーザーの意図する通りに動いてくれるような安心感がある。TPの中では安価なヨーヨーでありながら、同価格帯の他のヨーヨーと比較しても頭一つ出ている。名作を次々と生み出してきたターニングポイントのラインナップの中においても、かなりの秀作と言えるだろう。きっと手に取った人は「良いヨーヨーに出会えた」と思えるはずだ。

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この記事を書いた人

1997年のハイパーヨーヨーブーム初期からヨーヨーを続け、幅広い交友関係を持つ。ヨーヨーコレクター。元チームヨーヨージャムメンバー。2003年世界大会3A部門準優勝。上野ヨーヨー練習会主催者。音楽と散歩が好きでのほほんとした性格だが、一人でふらっとどこへでも、神出鬼没に日本各地や海外にも出向く行動派。あだ名は「アル」もしくは「アルちゅん」。

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