戦国「謙信 極」【ピックアップアイテムFROM渋谷店#104】

こんにちは、リワインド渋谷店スタッフのアルです!

『ピックアップアイテムFROM渋谷店』

前回のターニングポイント2に続いて、第104回は戦国謙信 極です。

戦国の「謙信 極(ケンシン キワミ)」は、切れ味のいい刃物を扱っているようなキレのあるフィーリングを強く感じられるバイメタルヨーヨーだ。
名前負けしないその性能は、粒揃いの戦国のラインナップの中でも特に高く、ひとつの到達点に達したと言っても差し支えないほど突出した個性を打ち出している。誰が使っても明らかに他のヨーヨーと違うとわかるくらい、とにかく軽く、そして鋭い。

2016年にモノメタルヨーヨーとして発売された「謙信」のバイメタル版に当たるのだが、その元となった謙信は、ヨーヨーの素材として初めてA7068アルミを採用し、モノメタルでありながらバイメタルヨーヨーのような使用感の軽くて力強いヨーヨーだった。その特徴をさらに色濃くしたのが謙信 極だ。特に軽さと力強さのバランスが絶妙で、投げ出した瞬間やヨーヨーを動かしていない時にはしっかりと回る存在感がありながら、ひとたび動かすと強烈なまでにスピーディーに動き周り、一気に加速していく。商品ページにある通り、驚きの “加速力” を秘めている。

軽さが大きなセールスポイントだが、ここで重要なのは「ただ軽いだけ」ではないということ。バイメタルの特性を活かし、フワフワとしない状態でスピードに乗せるられるように安定性も抜群に高く、いくら加速しても姿勢が崩れないのだ。ホリゾンタルトリックも、面白いほどやりやすい。

軽さ、加速力、鋭さ、安定感…もはやメーターが振り切れていて「振ってて気持ち良い」とすら思えてくる。よくラウンド形状のヨーヨーやパワーが強すぎないヨーヨーを指して「振ってて気持ち良いヨーヨー」と言うことがあるが、謙信 極は、そことは対局な位置にあるはずなのに、気持ち良さも感じるほど痛快な仕上がり。まさに極まった傑作と言えるヨーヨーだ。

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

1997年のハイパーヨーヨーブーム初期からヨーヨーを続け、幅広い交友関係を持つ。ヨーヨーコレクター。元チームヨーヨージャムメンバー。2003年世界大会3A部門準優勝。上野ヨーヨー練習会主催者。音楽と散歩が好きでのほほんとした性格だが、一人でふらっとどこへでも、神出鬼没に日本各地や海外にも出向く行動派。あだ名は「アル」もしくは「アルちゅん」。

目次