iYoYo×ヨーヨージャム「ナイトムーブズX」10/3(土)発売決定!リワインド限定版も!

ヨーヨージャムが生んだ伝説のヨーヨー「ナイトムーブズ」を、iYoYoがリメイク。ナイトムーブズX」として登場します!

<ナイトムーブズX 商品販売ページ>

●ヨーヨージャムとナイトムーブズ

ヨーヨージャムは、1999年~2015年の16年間活動していたアメリカ・フロリダ州のヨーヨーブランドです。自社工場で設計から製造までを行い、時代を先取る革新的なヨーヨーを数多くリリースしてきました。スピンファクター、ヒットマン、スピーダー、アクエリアスなど代表作が多数ある中で、特にヨーヨージャムの社長であるDale Bell氏のシグネチャーモデルとして誕生したナイトムーブズは、その性能と人気の高さからシリーズ化されていきました。
(ヨーヨージャムからの正規リリースとしては1~7まで。プロトタイプだけで流通しなかった8と、シュトルム・パンツァーがヨーヨージャムの許可を得て製作したNM9を含めると計9作となり、今作ナイトムーブズXは10作目に当たります。)

●ナイトムーブズX開発のいきさつ

2002年に初代ナイトムーブズがリリースされ、当時としては異例の幅広機種として話題を呼びました。それから18年経った2020年。元チームヨーヨージャムメンバーで、ナイトムーブズを10年以上愛用していたリワインドスタッフの荒牧が「現代版ナイトムーブズ」の構想をiYoYoのオーナーDave氏に伝えたことでプロジェクトがスタートしました。(余談ですが、ナイトムーブズ6だけ唯一、私荒牧のシグネチャーモデルとしてリリースされています。)

iYoYoはこれまでにスピンマスターXパイロX等の復刻で実績があり、なおかつDave氏自身も元チームヨーヨージャムメンバーだったこともあって、ナイトムーブズをリファインすることを喜んで引き受けてくれました。
シリーズの中で最も古く、「オリジナル」と呼ばれる初代ナイトムーブズをベースに開発することになりました。

●ナイトムーブズの「インパクト」を再現

幅のせまいプロト1(写真左)&幅の広いプロト2(右)

開発するにあたり、Dave氏は2種類のプロトタイプを製作してくださいました。1つはオリジナルの幅を再現した物(プロト1)。もう1つは幅がさらに広いワイドバージョン(プロト2)。

オリジナルのナイトムーブズ(写真左)&ナイトムーブズX(右)

世の中の「復刻」する物全てに言えることですが、昔と全く同じ物を作ればいいという訳ではない…というジレンマがあります。2002年に「幅広」と言われていた初代ナイトムーブズを復元したプロト1は、今ではむしろ幅が狭い方に分類されます。当時みんなが衝撃を受けた幅の広さを、ただ復元しただけの物からは感じることができません。「幅が広いのにコントロールしやすくて使いやすい」というインパクトを再び蘇らせるためには、ただの復元ではなく、さらに幅の広いプロト2を採用することにしました。

●サイドキャップのこだわり

ナイトムーブズにはサイドキャップがデフォルトで装着されていました。ヨーヨージャムのヨーヨー全般そうなんですが、キャップのデザインがヨーヨーの個性を引き立てていました。ナイトムーブズのキャップにはクラシックカーのロゴが描かれており、シリーズを通してそれぞれ車のロゴが異なります。

ナイトムーブズXでは、「現代のヨーヨー」というコンセプトの基、キャップの車のロゴも「現代の車」ということで、テスラ社(アメリカの車メーカー)のモデルXをロゴデザインに落とし込んでいます。モデルXとナイトムーブズXのXを掛けていることと、近未来的なこの車は「Dale Bell氏が今欲しい車」ということでもありました(笑)

また、今回リワインド限定版として別注したバージョンでは、あえて初代ナイトムーブズの車のロゴと書体をサンプリングさせて頂きました。(これについてもDale氏の許可を得て再現しています。)iYoYo x Rewindの文字も、昔のヨーヨージャムのロゴで使用されていた書体にしました。

出荷時にはキャップに擦り傷防止用のフィルムが貼られています。フィルムを剥がすとミラー仕様になっているキャップとなります。ミラーキャップもヨーヨージャムのお家芸と呼べる特徴のひとつです。
ちなみに、全てのキャップの裏側が水色に着色されているため、クリアは色が反射してクリアライトブルーのように見えます。

実際に振ってみると、キャップがはめ込んである状態特有の中空ヨーヨーっぽさや、少しカタカタ言うジャムクオリティーまで(笑)再現度は高いのですが、キャップ装着時は71.4グラム(未装着で67.1グラム)と少々重ためなので、キャップ付きは観賞向け、キャップなしは実用向けといったのが正直なところ。ただ、新旧どちらのフィーリングも大切にしたい思いがあり、ユーザーが自由に付け替えられるようにしました。(開発初期段階ではキャップ無しのみの発売という話もありましたが、Dave氏を説得しました!笑)
※キャップは吸盤でかんたんに外すことができます。

ヨーヨージャムが活動終了した今でも語り継がれる名機ナイトムーブズ。そのストーリーの続きを、ぜひリアルタイムで味わってください。

ウェブ発売日:10月3日22時
渋谷店発売日:10月3日12時(開店と同時)

<ナイトムーブズX 商品販売ページ>

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この記事を書いた人

1997年のハイパーヨーヨーブーム初期からヨーヨーを続け、幅広い交友関係を持つ。ヨーヨーコレクター。元チームヨーヨージャムメンバー。2003年世界大会3A部門準優勝。上野ヨーヨー練習会主催者。音楽と散歩が好きでのほほんとした性格だが、一人でふらっとどこへでも、神出鬼没に日本各地や海外にも出向く行動派。あだ名は「アル」もしくは「アルちゅん」。

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